2020年1月24日発売の「テーロス還魂記」で、あの
ポルクラノスが再登場です!
(2)(黒)(緑)
伝説のクリーチャーーゾンビ・ハイドラ
鎖を解かれしもの、ポルクラノスは+1/+1カウンターが6個置かれた状態で戦場に出る。これは+1/+1カウンターが代わりに12個置かれた状態で脱出する。
鎖を解かれしもの、ポルクラノスの上に+1/+1カウンターが置かれている間にこれがダメージを受けるなら、そのダメージを軽減し、これの上からそれに等しい数の+1/+1カウンターを取り除く。
(1)(黒)(緑):他のクリーチャー1体を対象とする。鎖を解かれしもの、ポルクラノスはそれと格闘を行う。
脱出ー(4)(黒)(緑),あなたの墓地から他のカード6枚を追放する。
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・テーロス還魂記のポルクラノスについて知りたい
・ポルクラノスって何?って人
・最近MTGを始めた人
このポルクラノスが入っているエキスパンションは「テーロス還魂記」です!
神も手を焼くポルクラノス
ポルクラノスがカードとして登場したのは、2013年に発売された「テーロス」というエキスパンションです。
左が「テーロス」に収録されているポルクラノスで、右が「デュエルデッキ 英雄VS怪物」に収録されているポルクラノスです。
(2)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ハイドラ
(X)(X)(緑):怪物化Xを行う。(このクリーチャーが怪物的でないとき、これの上に+1/+1カウンターをX個置く。これは怪物的になる。)
世界を喰らう者、ポルクラノスが怪物的になったとき、あなたの対戦相手がコントロールする、望む数のクリーチャーを対象とする。世界を喰らう者、ポルクラノスはそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。それらの各クリーチャーは、それぞれのパワーに等しい点数のダメージを世界を喰らう者、ポルクラノスに与える。
5/5
4マナ5/5というとても良いサイズのクリーチャー。
怪物化は疑似格闘のような形ができ、さらにサイズアップが可能なのでマナが貯まると相手のクリーチャーを一掃してドでかいサイズのポルクラノスが残るという、とても強いカードです。
次元「テーロス」の最強の怪獣であるポルクラノス。
5つある頭はダメージを負ってもすぐに再生します。
このハイドラは神ですら倒すことが難しいとされています。
エルズペスが1日かけて倒した!
神様のパーフォロスとヘリオッドが喧嘩している時、
パーフォロスが地上に落とした剣を拾ったエルズペス・ティレルというプレインズウォーカーがいます。
拾った剣を、ヘリオッドが槍に変えて「神送り」の完成です。
これを使い、暴れまわっているポルクラノスを討伐しにいきました。
この「神送り」はパーフォロスが鍛えた剣で、なんとポルクラノスにダメージを与えることができる凄まじい装備品だったのです。
エルズペスは、ポルクラノスの首を1つ切り落とし、丸1日の死闘の末にポルクラノスの心臓を貫いて倒すことに成功したのです!
そんな、倒すのに大変だった最強の怪物「ポルクラノス」が、テーロス還魂記で復活している!!
熱い展開ですね。
鎖を解かれしもの、ポルクラノス
そんなわけで、「テーロス還魂記」で再登場を果たしたポルクラノスさん。
エルズペスに切り落とされた首は、なんと再生していてもう1本増えています!
これ面白いのが、復活しているので「ゾンビ」扱いになってさらに黒が混ざっています。
ストーリー背景が分かると、こういった見方ができるので楽しいです。
さらに、首が1本増えて6本になったため前回のポルクラノスは5/5でしたが、今回はカウンターが6個乗って6/6から始まるのも拘ってるなと思います。
(2)(黒)(緑)
伝説のクリーチャーーゾンビ・ハイドラ
鎖を解かれしもの、ポルクラノスは+1/+1カウンターが6個置かれた状態で戦場に出る。これは+1/+1カウンターが代わりに12個置かれた状態で脱出する。
鎖を解かれしもの、ポルクラノスの上に+1/+1カウンターが置かれている間にこれがダメージを受けるなら、そのダメージを軽減し、これの上からそれに等しい数の+1/+1カウンターを取り除く。
(1)(黒)(緑):他のクリーチャー1体を対象とする。鎖を解かれしもの、ポルクラノスはそれと格闘を行う。
脱出ー(4)(黒)(緑),あなたの墓地から他のカード6枚を追放する。
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「テーロス還魂記」から追加された新しい効果「脱出」。
墓地にある場合、脱出コストを払うと場に戻せる「再生」みたいな能力です。
なんと、「鎖を解かれしもの、ポルクラノス」が脱出をするとカウンターが12個置かれた状態で場に戻ってきます。
これはかなり強いですね。
しかし、戦うにつれて弱体化してしまう効果がついています。
ダメージを受けるとカウンターがその分減っていくのです。
ただ、この良いところは接死持ちに勝てるところです。
例えば「探索する獣」と「格闘」した場合、「探索する獣」はやられて「鎖を解かれしもの、ポルクラノス」は4個のカウンターを取り除き2/2で生き残ります。
これは「探索する獣」のダメージが「軽減」されたため「接死」が発動しなかったことによる効果になります。
デメリットだけではなく、こういったメリットもあるのはさすがポルクラノスです。
ちなみに今回のポルクラノスの良いところは「格闘」ができることです。
「探索する獣」は戦闘ダメージを軽減させない効果があります。
しかし、格闘をした場合それは戦闘ダメージではないので、軽減することが可能になります!
弱体化はしますが、「探索する獣」を倒せるのはさすがポルクラノスです(2回目)
シミックの隆盛の可能性!?
ちょっとTwitter上で見て、面白いなと思った内容になります。
「鎖を解かれしもの、ポルクラノス」のたくさんカウンターが乗る効果は、「シミックの隆盛」とも相性が良いのではないのかというのを見ました。
(緑)(青)
エンチャント
(1)(緑)(青):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、その個数に等しい数の成長カウンターをシミックの隆盛の上に置く。
あなたのアップキープの開始時に、シミックの隆盛の上に成長カウンターが20個以上置かれている場合、あなたはこのゲームに勝利する。
この「シミックの隆盛」の効果
あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、その個数に等しい数の成長カウンターをシミックの隆盛の上に置く。
「鎖を解かれしもの、ポルクラノス」を普通に場に出すと6個のカウンターが置かれます。
その時点で「シミックの隆盛」にも6個成長カウンターが置かれます。
ポルクラノスがやられて墓地にいき、脱出をすると12個のカウンターが置かれます。
「シミックの隆盛」にも追加で12個の成長カウンターが置かれて合計18個になります。
18個になったら20個なんてもうすぐだぜ!!
ポルクラノス単体でも充分強いですが、横にポイっと「シミックの隆盛」を置いておくだけで勝ち筋が増えるのはかなり対戦で有利になりそうですね。
ポルクラノス(まとめ)
本記事では、テーロス還魂記で再登場を果たしたポルクラノスについて書かせて頂きました。
この記事を見て、「へぇ、こんなカードがあるんだ」って思って頂けたら嬉しいです。
MTGを最近始めた人にも色々な面での魅力が伝わると良いなと思います。
ポルクラノスはテーロスのころより、スマートになって首も増えてさらに恰好良くなっていますよね!
カードとしての魅力もかなりUPしていると感じます。
エルズペスも復活、ポルクラノスも復活、死んだキャラクター全員再登場みたいな楽しい展開です。
「テーロス還魂記」は強いカードが意外と多くてワクワクします。
次元テーロス最強生物、ポルクラノス。
Foilで欲しい(●´ω`●)
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