2020年1月24日に発売の「テーロス還魂記」に収録されている、
死の国からの脱出
このカードが、強い!!下環境で悪さしている!!
という話を聞いたので調べてみました。
このカードがどう悪さしているのか、この記事ではご紹介したいと思います。
レガシーで脱出ストームが強い
調べた感じ、主なコンボパーツはこの3枚です。
(0)
アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。この能力は、あなたがインスタントを唱えられるときにのみ起動できる。
(1)(青)
インスタント
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーは自分のライブラリーのカードを上から3枚、自分の墓地に置く。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
(1)(赤)
エンチャント
あなたの墓地にあり土地でない各カードはそれぞれ脱出を持つ。脱出コストは、そのカードのマナ・コストに「あなたの墓地から他のカード3枚を追放する。」を追加したものに等しい。(あなたはあなたの墓地から、カードをそれの脱出コストで唱えてもよい。)
終了ステップ開始時に、死の国からの脱出を生け贄に捧げる。
①「死の国の脱出」と「ライオンの瞳のダイアモンド(LED)」を場に出します
②手札を捨てLEDを生け贄に青3マナ出します
③「思考停止」を自分に打ってデッキから3枚墓地にいきます
④その3枚を脱出コストとして使用して、LEDを出します
⑤「思考停止」ストーム、繰り返して自分のライブラリーがなくなります。
あれ??ライブラリーがなくなったら負けるじゃん!と思うかもしれません。
ライブラリーアウトのルールとしてカードを引く時に引けなかったら負けになるので、ライブラリーが0になった時点では負けになりません。
ここから例えば、「テーロス還魂記」で登場した「タッサの神託者」が墓地にあったら
「死の国の脱出」で適当な青のカードと「タッサの神託者」を場に出したら勝ちです。
適当な青のカードは「タッサの神託者」の信心稼ぎです。
追記:Xが0でも勝ちになるので「タッサの神託者」だけ出しても勝ちですね。
マナはLEDによって豊富に貯まっています。
この動きが1ターンでできます・・・
下手をしたら1ターンキルも可能です。
「沸騰する小湖」ようなフェッチランドでデッキから1枚基本土地を出します。
「沸騰する小湖」は墓地にいきます。
「水蓮の花びら(ペタル)」も出して赤マナを生み出します。
フェッチで引っ張った基本土地とペタルのマナで「死の国からの脱出」。
LEDも合わせて出して上記のコンボを発動。
1ターン目で墓地にはフェッチ1枚、ペタル1枚、LEDの生け贄コストで捨てたカード1枚あるため脱出コストも確保しているため、初手で手札が揃っていれば1ターンキルです。
ちなみに、「思考停止」の対象を相手に変えることもできるのでライブラリーが相手の方が少なかった場合、LEDでマナを貯めて最終的に相手のライブラリーアウトも狙うこともできます。
ライオンの瞳のダイアモンドの価格が気持ち上昇
このコンボによって「ライオンの瞳のダイアモンド」の価格が少しだけ上昇しています。
2020年1月20時点 Wisdom Guild調べ
最安値:¥24,000
トリム平均¥28,041
価格が上がるのはとても良い傾向なのですが、とてつもなく不安ではあります。
それはLEDが禁止になる!
個人的な話ですが、将来的な高騰を見越して4枚ほどコレクションで購入しているんです。
(本当に個人的!)
禁止になるなら「死の国からの脱出」でしょ!と思うのですが、最近の禁止改訂の傾向から起因カードの周りを禁止にする感じがするので、LED禁止の可能性は0ではないんですよね。
むしろ高確率な気がします。
それは僕がガッカリするだけの話なので、ウィザーズ様は知ったこっちゃない話ですけどね。
パイオニアのロータスコンボデッキにも入るらしい
これも話題になっていまして、パイオニアでも「死の国からの脱出」は悪さしてるみたいです。
「睡蓮の原野」を主体とし、大量のマナを生み出して相手を倒す動きになります。
「演劇の舞台」で「睡蓮の原野」をコピーして、「砂時計の侍臣」などのパーマネントをアンタップする効果でマナをどんどん生み出すようなコンボです。
そして、生み出したマナを使って、「時を超えた探索」でフィニッシュカードを探して勝ちに繋げると、簡単に言うとこんな感じです。
このデッキに「死の国からの脱出」が加わるとさらに安定した動きに!?
「砂時計の侍臣」や「見えざる糸」などアンタップカードを何度も起動することができるのはかなり強力ですね。
死の国からの脱出(まとめ)
テーロス還魂記の「死の国からの脱出」が強い!と注目されていましたので、本記事では調べた内容を書かせて頂きました。
いやいや、そうじゃないだろって思うところもあるかもしれませんがお許しを。
特にロータスコンボは簡単にまとめ過ぎ感が否めないです。
どちらにせよ、レガシーとパイオニアでは「死の国の脱出」が環境を変えていきそうですね。
あまりにも、使われ過ぎると禁止と言う名の調整が入りそうな勢いです(;’∀’)
「死の国の脱出」、僕も予約の安い段階で購入しておけば良かったな。
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