1997年に携帯育成ゲームとして男児向けに発売された
「デジタルモンスター」
略してデジモン。
実家でガサゴソ整理していると、初代デジモンという懐かしいものが何個も出てきました。
小学生の時にドハマりした携帯ゲームです。
あの頃は「たまごっち」が最初に流行っていました。
その次に発売されたデジモン。
対戦もできる「たまごっち」みたいな感じで男の子の心を鷲掴みにしたんです。僕はされました(笑)
この楽しかった思い出、また押し入れに戻すのも勿体ないなのでちょっと遊んでみよう!
僕も今では2人の子持ち。せっかくなので子供と一緒にやろう!
3歳の娘と5歳の息子の玩具として、復帰してもらうことになりました。
2人が選んだデジモンは「Ver2」と「Ver4」です。
子供たちにプレイしてもらう上で、こういった携帯育成ゲームの良いところは
・実際の時間で進行する
・寿命がある
このような点が挙げられると思います。
現実の時間とリンクしている点は、どっぷりやり込まないようになっているのが良いですね。
やればやるほど強くなったりしないこともあり、手軽に遊べる感覚が良いです。
さらに寿命があるため、そのタイミングで一度辞めることができる点。
区切りをつけることができるため、親としては楽です。
あとはゲームではありますが、命の大切さを教えることもできるのも良いですよね。
そこまで深いところまではいきませんが、命が亡くなる悲しさという感覚が少なからず芽生えるのではないかと思います。
上記の理由で懐かしいデジモンをやることにしたのですが、せっかくやるなら「操作方法」や「進化条件」をまとめておこうと思いました。
今後、初代デジモンをやってみようと思っている人に、少しだけでも参考になったら嬉しいと思います。
初代デジモンはVer5まである
デジタルモンスターの育成ギアは様々な型で発売されています。
その中で最初の型は、バージョン5まで出ています。
デジタルモンスター Ver1
発売日:1997年6月
カラーバリエーション:ブラウン・グレー
同年11月に新しいカラーが発売:レッド・ブルー・グリーン・イエロー
幼年期Ⅰ:ボタモン
幼年期Ⅱ:コロモン
成長期:アグモン、ベタモン
成熟期:グレイモン、ティラノモン、デビモン、メラモン、エアドラモン、シードラモン、ヌメモン
完全体:メタルグレイモン、マメモン、もんざえモン
デジタルモンスター Ver2
発売日:1997年12月
カラーバリエーション:ホワイト・ブラック
1998年2月に新しいカラーが発売:スモークスケルトン・クリアスケルトン
幼年期Ⅰ:プニモン
幼年期Ⅱ:ツノモン
成長期:ガブモン、エレキモン
成熟期:カブテリモン、ガルルモン、エンジェモン、ユキダルモン、バードラモン、ホエーモン、ベジーモン
完全体:スカルグレイモン、メタルマメモン、ベーダモン
デジタルモンスター Ver3
発売日:1998年3月
カラーバリエーション:オレンジ・パープル・クリアオレンジ・クリアパープル
幼年期Ⅰ:ポヨモン
幼年期Ⅱ:トコモン
成長期:パタモン・クネモン
成熟期:ユニモン・ケンタルモン・オーガモン・バケモン・シェルモン・ドリモゲモン・スカモン
完全体:アンドロモン・ギロモン・エテモン
デジタルモンスター Ver4
発売日:1998年5月
カラーバリエーション:クリアレッド・クリアブルー・メタリックレッド(D1)・メタリックブルー(D1)
幼年期Ⅰ:ユラモン
幼年期Ⅱ:タネモン
成長期:ピヨモン・タネモン
成熟期:モノクロモン・コカトリモン・レオモン・クワガーモン・シーラモン・モジャモン・ナニモン
完全体:メガドラモン・ピッコロモン・デジタマモン
デジタルモンスター Ver5
発売日:1998年7月
カラーバリエーション:クリアグリーン
幼年期Ⅰ:ズルモン
幼年期Ⅱ:パグモン
成長期:ガジモン・ギザモン
成熟期:ダークティラノモン・サイクロモン・デビドラモン・タスクモン・フライモン・デルタモン・レアモン
完全体:メタルティラノモン・ナノモン・エクスティラノモン
始めてみよう!デジタルモンスター
最初に電池を入れます。新品の場合は最初から電池が入っているのですが、もう20年以上も前の機器です。大体中古でしょう。
必要な電池のサイズは「LR44」です。これが2個必要です。
電気屋さんに売ってます。
電池を入れると最初は「タマゴ」からです
電池を入れるか、新品の場合は絶縁シートを抜くとタマゴが現れます。
ボタンは3つ(A・B・C)
上から
Aボタン・・・カーソルの移動
Bボタン・・・決定
Cボタン・・・キャンセル
カーソル移動でアイコンが見えるようになります。
時間が経ったりカーソルが一通り行ったら消えます。
この消えた状態でBボタンを押すと時計画面に切り替わります。
消音機能
音を消す方法があります。
AボタンとCボタンの同時押しです。
同様にもう一度押したら音が出ます。
ちなみに、上画像のVer4のメタリックカラーの枠の色が違います。実はこの枠って取り外しができて、他の枠と付け替えることが可能です。小学生の時に付け替えてそのままでした。元の枠はどこにいったんや。ブルーかレッドのどっちかも覚えてません。
時計の設定をしよう
タマゴの画面になったら、Bボタン(真ん中)を押して時刻設定の画面にいきましょう。
時刻設定をしないとタマゴは一生孵りません。
時刻設定が完了したら、その5分後にタマゴから孵ります。
8個のアイコンがあります
①体重計のようなアイコン
そのデジモンのステータスを確認できます。
・年齢
・体重
・おなかの減り具合
・筋力の減り具合
・勝率
②お肉のアイコン
エサとプロテインの項目があります。
③サンドバックを叩いてるようなアイコン
トレーニングができます。
ステータスの筋力が減ったらトレーニングをクリアして増やすことができます。
バージョンによってトレーニングが違うものもあります。
これはVer2になります。
ゲージがいっぱいになったタイミングでボタンを押したらクリアです。それ以外は全部失敗になります。意外と難しいです。
ちなみにVer5も同じ仕様です。Ver5の方がスピードは遅め。
Ver4のトレーニングです。
0%→10%→20%→~100%と順番に表示されて「100%」で止めたらクリアです。
Ver1は「自分の分身に攻撃を5回中3回当てたらクリア」
Ver3は「ボタン連打でゲージを満タンにしたらクリア」
④2人の人が組み合ってるアイコン
対戦できるモードです。
対戦する時、2つのデジモンを画像のように接触させて開始します。
始まったら離しても大丈夫です。
⑤ウンチのアイコン
デジモンがうんちをしたら綺麗にするアイコンです。
うんちは8個まで溜めることができます。しかし、8個溜めたらデジモンが怪我をします。
⑥電球のアイコン
電気のオンオフができます。デジモンが寝たらオフにして暗くする機能です。
⑦絆創膏のアイコン
怪我をした時に治す機能です。
⑧モンスターが叫んでるアイコン
お腹が減ったり筋力が減ったりした時に呼び出してくれる機能です。
デジモンの進化条件
デジモンは色々な進化先があります。
初代デジモンは
・幼年期
・成長期
・成熟期
・完全体
と4段階の進化を遂げることができます。(幼年期はⅠとⅡがあります)
進化条件の項目は下記があります。
・規則的
・不規則
・満腹回数
・トレーニング回数
・睡眠妨害
・完全体の条件
「規則的」とはどうすれば良いの?
・空腹(おなかのマークがすべて空の状態)の呼び出しで20分以内に解消する
・衰弱(きんりょくのマークがすべて空の状態)の呼び出しで20分以内に解消する
・眠ったら60分以内に電気を消す
上記の条件をこなすと「規則的」となります。
失敗しても3回以下までだったら「規則的」扱いです。
「不規則」とはどうすれば良いの?
・空腹(おなかのマークがすべて空の状態)の呼び出しを20分無視する
・衰弱(きんりょくのマークがすべて空の状態)の呼び出しを20分無視する
・眠ったら60分以上電気を付けたままにする
上記の条件をどれか4回以上すると「不規則」になります。
満腹回数とトレーニング回数
満腹とは「エサ」を与えて、デジモンがイヤイヤとなる状態のことです。
この回数が進化条件にあるものもあります。
トレーニング回数はその名の通りトレーニングした回数です。
・Ver1はトレーニングを選んだ時点でカウントされます。
・それ以外のバージョンはトレーニングをクリアしたらカウントされます。
睡眠妨害とは
デジモンが寝ている時に、エサをあげたりトレーニングを開始したりして起こすことです。
電気が付いているときに妨害することが可能です。
完全体進化条件
・成長期の時に15回以上バトルをする
・成熟期の時に15回以上バトルをする
上記2点が最低条件です。
さらにここからが少し複雑なのですが、
成長期と成熟期で、それぞれ戦った最新の15戦の成績が進化条件に反映されます。
例
成長期の最新の15戦の勝率が50%
成熟期の最新の15戦の勝率が50%
それぞれの勝率を半分にして足した数字が完全体に進化する確率です。
25%(成長期)+25%(成熟期)=50%の確率で完全体
成長期で50戦した場合、35戦~50戦の勝率が反映されます。(成熟期も同様です)
例えば、
成長期と成熟期の35戦~50戦目の15戦が全勝だった場合、100%で完全体に進化します。
逆に35戦~50戦目がどちらも全敗だった場合、進化する確率は0%です。
35戦まで全勝だったとしても、その後の15戦が全敗だったら進化しないです。
最初が調子良くて、最終的に負け越してしまっていたら追加対戦をどんどんした方が良いです。
デジモンの進化達成条件
成長期と成熟期の進化の条件をまとめます。
まとめるために「系」という形でグループを表記しています。
成長期:アグモン系
・アグモン
・ガブモン
・パタモン
・ピヨモン
・ガジモン
進化条件:幼年期Ⅱから「規則的」をクリアしたら進化します。
成長期:ベタモン系
・ベタモン
・エレキモン
・クネモン
・パルモン
・ギザモン
進化条件:幼年期Ⅱから「不規則」をクリアしたら進化します。
成熟期:グレイモン系
・グレイモン
・カブテリモン
・ユニモン
・モノクロモン
・ダークティラノモン
進化条件
・それぞれのバージョンの場合「アグモン」系統に進化させる
・「規則的」をクリアする
・グレイモンのみトレーニング回数32回以上、その他は48回以上をクリアする
成熟期:ティラノモン系
・ティラノモン
・ガルルモン
・ケンタルモン
・コカトリモン
・サイクロモン
進化条件
・それぞれのバージョンの場合「アグモン」系統に進化させる
・「不規則」をクリアする
・トレーニング回数「5回~15回」(ティラノモンのみ)
・トレーニング回数「5回~31回」(ティラノモン以外)
・満腹回数「3回以上」
・睡眠妨害「4回以下」
成熟期:デビモン系
・デビモン
・エンジェモン
・オーガモン
・レオモン
・デビドラモン
進化条件
アグモン系の場合
・「規則的」をクリア
・トレーニング回数「31回以下」(デビモンのみ)
・トレーニング回数「47回以下」(デビモン以外)
ベタモン系の場合
・「規則的」をクリア
・トレーニング回数「48回以上」
成熟期:メラモン系
・メラモン
・ユキダルモン
・バケモン
・クワガーモン
・タスクモン
進化条件
アグモン系の場合
・「不規則」をクリア
・トレーニング回数「16回以上」(メラモンのみ)
・トレーニング回数「32回以上」(メラモン以外)
・満腹回数「3回以上」
・睡眠妨害「6回以下」
ベタモン系の場合
・「規則的」をクリア
・トレーニング回数「47回以下」(メラモンのみ)
・トレーニング回数「8~31回」(メラモン以外)
・満腹回数「5回以下」(メラモン以外)
・睡眠妨害「5回以上」(メラモン以外)
成熟期:エアドラモン系
・エアドラモン
・バードラモン
・シェルモン
・シーラモン
・フライモン
進化条件
エアドラモンのみ他のバージョンと条件が異なります。
エアドラモンに進化させる条件
・ベタモンにする
・「不規則」をクリアする
・トレーニング回数「8回~31回」
・満腹回数「3回以下」
・睡眠妨害「9回以上」
エアドラモン以外の進化条件
・ベタモン系にする
・「規則的」をクリア
・トレーニング回数「47回以下」
成熟期:シードラモン系
・シードラモン
・ホエーモン
・ドリモゲモン
・モジャモン
・デルタモン
進化条件
・ベタモン系にする(共通)
・「不規則」をクリア(共通)
・トレーニング回数「8~31回」(シードラモンのみ)
・満腹回数「4回以上」(シードラモンのみ)
・睡眠妨害「8回以下」(シードラモンのみ)
・トレーニング回数「32回以上」(シードラモン以外)
・満腹回数「6回以上」(シードラモン以外)
・睡眠妨害「4回以下」(シードラモン以外)
成熟期:ヌメモン系
・ヌメモン
・ベジーモン
・スカモン
・ナニモン
・レアモン
進化条件
アグモン系の場合
・「不規則」をクリア
・トレーニング回数「4回以下」もしくは、満腹回数「2回以下」もしくは、睡眠妨害「7回以上」のどれかをクリア
ベタモン系の場合
・「不規則」をクリア
・トレーニング回数「7回以下」(共通)もしくは「32回以上」(ヌメモンのみ)をクリア
まとめ
初代デジタルモンスター懐かしいですね!
結構、進化させるのに条件が難しいデジモンもいるのも面白い要素です。
ヌメモンから「もんざえモン」に進化させるがほんとに大変だった記憶があります。
さらに、エアドラモンなどは条件が複雑すぎて、小学生にはまず条件を見つけることができないという幻のデジモン扱いでした。
20th記念で初代デジモンの型のまま復刻したやつもあるので、是非手に入れてやってみては!?手軽にできるのでおすすめです!
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