マジック:ザ・ギャザリングでは、パックから拡張アートと公式が名言しているカードが当たることがあります。
このパックから当たる拡張アートは、2019年に発売された「エルドレインの王権」というエキスパンションから取り入れられたデザインのカードです。
ちなみに、コレクターブースターパックからでしか当たらない仕様になっています。
「エルドレインの王権」から現在に至るまで(2020年12月時点)、発売されたセットにはこの拡張アートというデザインは毎回収録されています。
公式が販売している、拡張アートデザインの定義として
・イラスト部分の横枠を取っ払う
・横枠部分にもイラストがくるようにする
という感じです。
ここで、拡張アートという言葉を使っているので僕は「元のイラストの見えない部分が横枠部分で表現されている」と思っていました。
「拡張」ってイラストを広げるってことかなって。
それがちょっとなんか様子がおかしいんですよ。
拡張アート?
エルドレインの王権の「めでたしめでたし」というカードを例として見てみましょう。
エルドレインの王権から登場した新規カードです。
イラストはとてもめでたし感が漂って良いですよね。鹿にされたケンリスも元に戻っているし、終わりよければみたいな感じです。
これの拡張アートも、通常イラストの見えていない部分も見えてさぞかし良いんだろうなと思いますよね。
おや??
横枠は無くなっています。その部分もしっかりイラストになっています。
しかし何か違和感が。
見えてない部分がそのまま見えてない!!
お分かり頂けたでしょうか。
これ、イラストを拡大しただけなんです!!
あたかも拡張していると見せかけての拡大アート。
見えない部分が見たかった?それはあなたの心の中で感じて。(やかましいわ!)
というわけで、拡張アートとは名ばかりの拡大アートになっているのです。
エルドレインの次に発売されたテーロス還魂記も
素晴らしい!かくちょ・・・拡大ですね。
その次のイコリア:巨獣の棲処も
拡大されて・・・
!!?あれ???(;゚Д゚)
イラスト拡張されてる!!
見えないところが見えてる!!
ちゃんとイラストが拡張されているカードもある
僕はびっくりしたんですけど、ちゃんと拡張アートもあるんですよね。
もしかして、新規イラストのカードはちゃんと拡張されたのも存在するってことかな?と仮説と立ててみました。
新規イラストなら、最初から拡張部分込みで原画を作成すれば問題ないですし。
そして、再録カードに関してはどうなのだろう?とふと疑問に思いました。
イコリア:巨獣の棲処の次のセット「基本セット2021」には再録カードもありますので、確認してみます。
やはり再録カードは拡大アートになっていますね。
拡張部分を依頼することができなかったとか、もう原画がないとかそういった理由が考えられますね。
再録カードは基本拡大アートになる説はあり得そうです。
あれ?どういうこっちゃ!!(´Д`)
悪斬の天使は再録カードなのですが、しっかり拡張アートしてますね。
ここまで来たら良く分からなくなってきました。
統一感がない。
しかし、面白い。
まとめてみると
新規カードには拡大アートも拡張アートもある
再録カードにも拡大アートも拡張アートもある
なんだこのまとめは。
ここまで読んで頂いた方、・・・雑記なので許して下さい。(おい)
でも各セットごとに、それぞれ収録されている割合のブレがあります。
拡大アートが多いセット、拡張アートも多いセットみたいに。
統率者レジェンズなんて見てみると、ほぼすべて拡大アートになっています。
それがなぜなのかは、分かりません!(え
というわけで拡張アートって言いながら、拡大アートじゃね?と思ったので調べてみたら、実はちゃんと拡張アートもあったねって記事になります。
個人的なコレクター的感覚でいうと、どっちもあるっていうのは統一感がないため少しモヤモヤ。
どっちもあるのなら、同じカードでどっちもある状態にして欲しいです!(`・ω・´)我儘
2021年2月5日発売予定の新エキスパンション「カルドハイム」まだ、2020年12月時点ではあまり収録カードは公開されていませんが、
今のところ拡張アートはしっかり拡張アートになっているので良い調子です!
この調子で、すべてのカードが拡張アートで公開されて欲しいですね(`・ω・´)
カルドハイムの本格的なプレビューは2021年1月7日から始まります。楽しみです。
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