2019年11月18日の夜、マジック:ザ・ギャザリングの禁止改訂が発表されました。
発表内容はこちら
・禁止カード
スタンダード
『王冠泥棒、オーコ』
『むかしむかし』
『夏の帳』
レガシー
『レンと六番』
ブロール
『王冠泥棒、オーコ』
・制限カード
ヴィンテージ
『覆いを割く者、ナーセット』
エルドレインの王権から2種類もスタンで禁止
2019年10月4日に発売された「エルドレインの王権」。
そのセットに収録されているカードが、なんと2種類もスタンダードで禁止になりました。
「王冠泥棒、オーコ」と「むかしむかし」です。
発売から僅か1ヵ月ちょっとで、メインのスタンダード環境で禁止されるカード・・。
この2枚はやりすぎたのですね。
「王冠泥棒、オーコ」の禁止は誰もが予想できたのではないでしょうか?
大会のデッキ採用の割合がほぼ「王冠泥棒、オーコ」で占められる程だったので仕方ないと言ってしまえば仕方ないと思います。
ウィザーズもオーコに関しては我々の失敗ですとまで、禁止発表の記事で言ってます。
「王冠泥棒、オーコ」のスタンダード禁止は誰しも分かっていたことですが、
まさか
「むかしむかし」までもセットで禁止にされるとは!?
と思った人も多いのではないでしょうか。
「王冠泥棒、オーコ」の禁止はまだ分かるけど「むかしむかし」までも!?
初手であったら鬼強いし、2マナインスタントなんで初手じゃなくても強い。
あれ?強いわ「むかしむかし」。
2種類のカードの発表直後の価格変動
大体、禁止発表されたら使われないカードということになって店頭価格は下がります。
「王冠泥棒、オーコ」
「むかしむかし」
あれ?発表直後は特に変動がない!!
それもそのはず、売る側は様子を見ています。
どちらもスタンダード以外では使えるカード(オーコはブロールも禁止)なので、まだ需要はあるのです。
全フォーマットで禁止ではないので、直後の価格暴落は免れています。
これから、じわじわと下がっていく可能性はありますが、極端に下がることはない気がします。
逆なら話は変わってきます。
禁止解除の場合はどーんと上がります。
それで売れなかったら元値まで徐々に下げれば良いだけなので。
そういうわけで、スタンダードだけの禁止では直後にそこまで値動きはしないということですね。
ただ、メルカリなどフリマ系のサイトでは売れにくくなったことは確実だと思っています。
禁止になったから出来る限り高く売ってやろうという心理と、禁止だからそこまで高い値段で買わないぞ!底値で買ってやる心理のぶつかり合いです。
なので、このタイミングで売りに出すのは中々骨が折れると思いますのでお気をつけ下さい。
夏の帳も禁止になりました
2019年に発売された「基本セット2020」に収録されているカード「夏の帳」もスタンダードで禁止になりました。
2019年11月に発売されたチャレンジャーデッキ「大地覚醒」にも収録されているカードなので、まさか禁止されるとはと思いましたが、まぁ禁止されますよね・・。
新フォーマットのパイオニアでも禁止されてしまったこのカード。
1マナインスタントで青と黒許さないマン。
狂ってるぜ。
レンと六番がついにレガシーで禁止
あの超強力なプレインズウィーカー「レンと六番」がレガシーで禁止になりました。
この前、Foilで購入した僕にとってはとても悲しい現実←どうでもいい情報
2019年に発売された「モダンホライゾン」に収録されているカードです。
ついに禁止にされたか。
と言って良い程、様々な環境で使われていたカードになります。
モダン向けで刷られたカードなのにそれ以外でも暴れまくる脅威のPWでした。
※少し過去の情報なので、暴れ方が足りていないです。
レガシーで禁止されたので、価格が下がるのかな?と思うので確認してみましょう。
やっぱりね。
「レンと六番」も「王冠泥棒、オーコ」や「むかしむかし」と同様に様子見の価格変動になっています。
もともとが高額カードだった為に、急には下げられませんよね。
(下がってたら買うまであるカードです。)
まとめ
本記事では、2019年11月18日の禁止改訂について書かせて頂きました。
禁止されても仕方ないと言われるようなカードが色々禁止された今回の禁止改訂。
スタンダードでは、「死者の原野」も禁止されて「王冠泥棒、オーコ」も「むかしむかし」もとなったので、環境がかなり変わりそうですね。
レガシーも然りで、「レンと六番」がいなくなって「王冠泥棒、オーコ」が参入してくるのか?
オーコはどのフォーマットでも強いので、どうなるのか今後が楽しみです。
色々と辛いのでモダン禁止はやめて!!(切望)
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