世界で一番最初に登場したトレーディングカードゲーム
「マジック・ザ:ギャザリング」(略:MTG)
1993年から登場して、かなり歴史のあるカードゲームです。
MTGにはクリーチャーという、いわゆるモンスターカードが存在します。
その中で特に人気なのが「ドラゴン」です。
しかもかなりの種類のドラゴンカードが存在しています!
そこで!
僕はTwitterでこんなことを聞いてみました。
一番好きなMTGのドラゴンは何ですか?
僕は稲妻のドラゴンです!リプで教えて頂けたら幸いです。ドラゴン名だけでも良いです!
もし反応が多ければ、集計してランキング形式で記事を書こうかと思ってます。多ければ(´- `*)#mtg #mtgの好きなドラゴン pic.twitter.com/gCFR3kkCYq— きゅーぶ (@cube_mtg) May 17, 2020
「一番好きなMTGのドラゴンは何ですか?」
ただ純粋に沢山あるドラゴンの中で、どんなドラゴンが人気なのだろうか?と思ったため募集してみました。
僕なんかにいつもリプをくれて構ってくれる心優しい方々が教えてくれて、わぁ楽しい!(´艸`*)って感じで終わるかな?と思ってましたが、
なんと予想以上に沢山のリプライを頂きました!( ゚Д゚)ビックリ
いや、ほんとにありがとうございますm(__)m
この記事を書いている時点で「125」ものリプライを頂いて、沢山のドラゴンを教えて頂きました。
さらに「#mtgの好きなドラゴン」というタグでツイートしてくれた方もいらっしゃって、なんと合計178票も集まりました!
せっかく反響があったため、集計して
「MTGの好きなドラゴンランキング」
を作成しちゃいます!(`・ω・´)キリ
合計178票では、ランキング順位の信憑性に欠ける等はもちろんあります。
あくまでも、「今回募集した結果の内容」として見て頂けたらと思います。
そして、これだけは心に留めて置いて欲しいことがあります。
あなたの思うドラゴンは常に1位です!
純粋に思い出として愛着がある理由が多いため、この記事での順位が低くてもそれはそれです!どのドラゴンも魅力的。それは間違いないので、ただ楽しむ程度で見て頂けたら幸いですm(__)m
ちなみに、178反応を頂いてドラゴンは59種類も挙がりました!
なのでかなり票は割れています!!
早速、「1位」からご紹介していきますね!
1位:ラースのドラゴン/Rathi Dragon
票数『11/178』
1997年に発売されたエキスパンション「テンペスト」が初出のカード。
60枚入りのシールド用デッキ「トーナメントパック」の表紙を飾っているドラゴン。
2005年に発売された「基本セット第9版」で再録されています。
ラースのドラゴンのFoilは第9版のみ(2020年時点)
Foilに関してはどの店舗も在庫がほぼなく、界隈ではかなりの貴重カードとされています。
2位:地下墓地のドラゴン/Catacomb Dragon
票数『10/178』
1996年に発売されたエキスパンション「ミラージュ」が初出のカード。
再録禁止なため、ミラージュでしか存在しません。
ミラージュは6マナ4/4ドラゴンサイクルで、他の色にもドラゴンがいます。
黒のドラゴンでイラストがとても人気!能力自体はそこまでですが、イラストで全てが許されているのでは。
3位:点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter
票数『9/178』
2000年に発売されたエキスパンション「インベイジョン」が初出です。
インベイジョンの伝説のドラゴンサイクルの1体になります。
カードパワーは同じサイクルのドラゴンの中では普通くらいの位置にいますが、このイラストのかっこ良さで人気はかなりあるカードです。
このカードもFoilが中々見つからない伝説のカード。
2018年のエキスパンション「ドミナリア」では神話レアで「転生するデアリガズ」で再登場しています。こちらもイラストはかなりカッコイイ。
4位:稲妻のドラゴン/Lightning Dragon
票数『8/178』
1998年に発売されたエキスパンション「ウルザズ・サーガ」が初出です。
このとてもカッコイイイラストと絶妙なカードパワーがなんとも言えない人気を維持しているカードです。
再録禁止カードなため、ウルザズ・サーガ以外では入手はできません。
Foilの存在しないエキスパンションですが、プレリリースでこのカードのFoilが配られています。とてつもなくかっこ良く人気なため、プレリリースプロモにしては値段が高くなっています。
5位:アタルカ/Atarka
票数『7/178』
2015年に発売した「運命再編」の「世界を溶かすもの、アタルカ」が初出です。
同年に発売の「タルキール龍紀伝」で「龍王アタルカ」が登場しています。
どちらのカードもマナコストは重いですが、カードパワーは高く当時のスタンダードではよく使用されていたようです。
6位:同票6種類のドラゴン
各票数『6/178』
シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
最初のパック「アルファ」から入っていた元祖ドラゴンのレアカードです。
この迫力満点のイラストと長い歴史で、MTGのドラゴンと言えば的なポジション。
基本セット第7版からイラストが変更になっています。
ちなみに7版からFoilが実装されています。第7版のシヴドラのFoilはとても貴重で中々入手できません。
双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon
1999年に発売されたエキスパンション「メルカディアン・マスクス」が初出です。
その後「基本セット第8版」で再録になっています。
ジュニア・スーパーシリーズプロモと「From the Vault:Dragons」でイラスト違いが登場しています。
どちらも焼き払っているイラストですが、やはり最初のイラストの方が人気があります。
欲深きドラゴン/Covetous Dragon
1999年に発売されたエキスパンション「ウルザズ・デスティニー」が初出です。
再録禁止カードなため、このエキスパンションのカードしか存在しません。
アーティファクトをコントロールしていなければ生贄に捧げるというデメリットがありますが、5マナ飛行6/5と当時から強いカードです。
やはりFoilカードも人気で、中々手に入りません。
雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite
2012年に発売された「基本セット2013」が初出です。
デメリットのない、とても強く優秀なドラゴン。使っている人は多い。
2017年発売の「アイコニックマスターズ」でも再録されています。
コラガン/Kolaghan
5位のアタルカと同じサイクルのドラゴンです。
2015年に発売した「運命再編」の「嵐の憤怒、コラガン」が初出です。
同年に発売の「タルキール龍紀伝」で「龍王コラガン」が登場しています。
ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
1994年に発売したエキスパンション「レジェンド」が初出です。
そこから長い歴史があり、プレインズウォーカーになっています。
常にラスボス的なポジションのキャラクターで人気は凄いです。2019年の灯争大戦で遂にやられてしまいましたが、復活しそうな感じもします!
7位:同票2種類のドラゴン
各票数『5/178』
荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon
2010年に発売のエキスパンション「ミラディンの傷跡」が初出です。
5マナ4/4飛行と良いスペックを持ちながら、さらに速攻も付与でき、再生能力もあるので除去に強い。そして感染持ちなのでとても強力なドラゴンとして人気があります。
ミラディンの傷跡以降、再録されていないのでこのエキスパンションでしか入手ができません(2020年時点)
カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher
2013年に発売された「統率者2013」に収録されているカード。
2018年に発売された「マスターズ25th」でも再録されています。
食べるだけ強くなるクリーチャーらしいところが魅力的。プロ―シュを統率者にしている時、「食物連鎖」を使うと無限マナと無限トークンが出せます。
8位:同票4種類のドラゴン
各票数『4/178』
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
2006年に発売したエキスパンション「時のらせん」が初出です。
マナコストはかなり重い部類ですが、それに見合った効果を持っていて非常に強力なドラゴンになります。
コストを踏み倒して使われることも多かったようです。
雷破の執政/Thunderbreak Regent
2015年に発売の「タルキール龍紀伝」が初出です。
執政サイクルの中の1枚になります。他のドラゴンと組み合わせることで絶大な効果を発揮するカードです。
プロモカードにもなっています。
栄光をもたらすもの/Glorybringer
2017年に発売したエキスパンション「アモンケット」が初出です。
数多くの大会で文字通り栄光をもたらしたカード!
イラストもかっこ良く人気があるドラゴンです。
ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet
2006年に発売したエキスパンション「ギルドパクト」が初出です。
天才的な頭脳を持つドラゴンで、イゼット団を作った張本人。
最初のカードのフレーバーテキストが暗号になっており、特徴的でそれで更に人気になっています。
フレーバーテキスト:「(Z→)90º – (E-N²W)90ºt = 1」
9位:同票8種類のドラゴン
各票数『3/178』
スプライトのドラゴン/Sprite Dragon
2020年に発売したエキスパンション「イコリア:巨獣の棲処」が初出です。
書いていることが基本的に強いドラゴン。しかもアンコモンで入手がしやすいこともあって人気です。
色も良い!
霧のドラゴン/Mist Dragon
1996年に発売されたエキスパンション「ミラージュ」が初出のカード。
再録禁止カードに指定されているので、このカードのみしかありません。
自由に飛行を付けたり外したりできるので「飛行」を持つクリーチャーや持っていないクリーチャーに対応するカードを避けることができます。
さらに、自分を追放して戻すことができるので除去にも強いドラゴンです。
追放するものドロマー/Dromar, the Banisher
2000年に発売されたエキスパンション「インベイジョン」が初出です。
5種類のドラゴンサイクルの中では唯一自分にも被害を受ける能力ですが、自色以外を選んだ時の効果は絶大です。
しかも、この効果は発動してもしなくても良いので、デメリットはさほど感じさせないデザインとなっています。
龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
オジュタイはアタルカやコラガンと同じブロックのドラゴンサイクル。
初出は2015年に発売した「運命再編」の「冬魂のオジュタイ」です。
龍王オジュタイのイラストは人気で、スリーブにも採用されています。
嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon
2013年に発売したエキスパンション「テーロス」が初出です。
怪物化できるドラゴン!怪物化することで「突然の衝撃」と同じ効果を放てる。
このカードが怪物化したイラストも見てみたい。
煽動するものリース/Rith, the Awakener
2000年に発売されたエキスパンション「インベイジョン」が初出です。
戦闘ダメージを与えるたび、選んだ色のパーマネントの数だけ苗木トークンを生み出す効果。凄い勢いでトークンを増やせるのですが、実際は6/6で決着が早くつくので思った程トークンは増えない。
女性のドラゴンでありデアリガズが可愛いと思っているドラゴン。
始祖ドラゴン/The Ur-Dragon
2017年に発売された「統率者2017」に収録されているカードです。
2019年に限定発売された「Secret Lair Drop Series: Kaleidoscope Killers」にもイラスト違いが登場している。
始祖ドラゴン/Ur-Dragonとは、多元宇宙/Multiverseの全てのドラゴンの源流とされるドラゴンのアバターである。またそれはドラゴンにとって究極や理想像、模範を意味する言葉にもなっており、象徴的かつ詩的な概念でもある。
多元宇宙に存在するドラゴンであれば、始祖ドラゴンの形質を多かれ少なかれ備えているものである。中でも、太古のドミナリア/Dominariaを支配した上古族/Primevalsの5体は始祖ドラゴンの特徴の一面を強く引き継いでいる。
インベイジョンの上古族ドラゴン
トリーヴァ/Treva – 崇拝の叫び声を求めてやまない「始祖ドラゴンの声」
ドロマー/Dromar – 邪魔なものは何でも掃きのけてしまう「始祖ドラゴンの翼」
クローシス/Crosis – 幻影と闇を見通す「始祖ドラゴンの目」
デアリガズ/Darigaaz – 死すべき運命を持つものたちの重荷を焼き払う「始祖ドラゴンの息」
リース/Rith – 荒廃の種をまき散らす「始祖ドラゴンのかぎ爪」
始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon – 全てのドラゴン族を流れる「始祖ドラゴンの血」MTGwikiより引用
真紅のヘルカイト/Crimson Hellkite
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1996年に発売されたエキスパンション「ミラージュ」が初出のカード。
かなり有名なドラゴンカードであることは間違いありません。しかし強いわけではない。
トリプルシンボルで9マナという重いコストと、タップ能力という中々扱い辛いカードに挙げられている。
10位:同票14種類のドラゴン
各票数『2/178』
・災火のドラゴン/Balefire Dragon 「イニストラード」が初出。 |
・まどろむドラゴン/Slumbering Dragon 「基本セット2013」が初出。ドラゴンの中で最もマナコストが少ない。 |
・月の帳のドラゴン/Moonveil Dragon 「闇の隆盛」が初出。トリプルシンボル「シヴドラ」。 |
・鏡翼のドラゴン/Mirrorwing Dragon 「異界月」が初出。コピーできるドラゴン。 |
・火山のドラゴン/Volcanic Dragon 「ミラージュ」が初出。ミラージュドラゴンサイクルの1体。 |
・ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine 「統率者2017」が初出。 |
・窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon 「レギオン」が初出。読み方は「ようこう」 |
・龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka 「タルキール龍紀伝」に収録。打ち消されないドラゴン。 |
・始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon 「時のらせん」が初出。色んなドラゴンになれるドラゴン。 |
・粛清するものクローシス/Crosis, the Purger 「インベイジョン」が初出。「迫害」を持つドラゴン。 |
・クロミウム/Chromium 「レジェンド」が初出。クロミウムという金属が由来? |
・高みのドラゴン/Exalted Dragon 「エクソダス」が初出。土地を4つ生け贄にしたら勝ち・・かも(ネタ)。 |
・夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star 「神河物語」が初出。ドラゴンスピリットサイクルの1枚。 |
・永遠のドラゴン/Eternal Dragon 「スカージ」が初出。何度も蘇るドラゴン。 |
10位以下:20種類のドラゴン
各票数『1/178』
・真珠のドラゴン/Pearl Dragon | ・純白のドラゴン/Alabaster Dragon |
・水銀のドラゴン/Quicksilver Dragon | ・潮の星、京河/Keiga, the Tide Star |
・漆黒のドラゴン/Ebon Dragon | ・世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon |
・皇帝ヘルカイト/Imperial Hellkite | ・炉のドラゴン/Furnace Dragon |
・ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas | ・ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen |
・チビ・ドラゴン/Dragon Whelp | ・昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star |
・Faerie Dragon | ・炎の嵐のヘルカイト/Firestorm Hellkite |
・復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer | ・吸血ドラゴン/Vampiric Dragon |
・ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord | ・ネコルーの女王、ワシトラ/Wasitora, Nekoru Queen |
・ドラコ/Draco | ・鋼のヘルカイト/Steel Hellkite |
番外編
ドラゴンではないけどドラゴンぽかったり、ドラゴンに関係のあるカードが好きなんだー!というリプも頂いたので、少しだけご紹介致します。
テンペストが初出のカード。
多相の戦士!場に出た時に好きな「数」のクリーチャーを生け贄に捧げるとそのパワーとタフネスがそのままドラゴンプラズマに乗っかります。
飛行とパワーアップ効果があるので、より多くのクリーチャーを生け贄に捧げるとシヴドラ越えすることも!
プレイヤーがドラゴンになれるような面白いカード!
自分が飛んでる前提になるので、飛行がいないと攻撃が届かない!
ドラゴンを愛するプレインズウォーカーサルカン。
自分もドラゴンになれる変態。
ビーストなんだけど!ビーストなんだけど!!
ドラゴンに近い存在。神獣なので仕方ないと思います!!カッコイイです。
ドラゴンに間違えれても仕方がないと思います。この存在感。
ドラゴンを超えし者・・・。
人気ドラゴンランキング(まとめ)
改めて、沢山のリプライありがとうございました。
こうやって、皆が好きなカードをまとめるのも大変恐縮でしたが、とても楽しかったです。
出来る限り、かっこ良く掲載したいということもあり自分の足りないセンスで上位カードの魅せ方を工夫しました。変だったら申し訳ございません。
どのドラゴンもそれぞれの方に思い出があるカードなので、このランキングの上位じゃなかったとしても気にしないようにして下さい!どのカードも素敵です。
票数的には僕としては沢山の反応だったのですが、ランキングにするほどの票数ではないと思われる方もいるかもしれません。そこは色んなドラゴンがいるんだなって感じで見てもらえたら幸いかと思います。
また機会があったら別のテーマでもやってみたいなと思いました。
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