2020年1月13日にマジック・ザ:ギャザリングで禁止改訂が発表されました。
発表内容はフォーマット「モダン」での変更です。
・『王冠泥棒、オーコ』 禁止
・『オパールのモックス』 禁止
・『マイコシンスの格子』 禁止
厳しい~(´ρ`)
『王冠泥棒、オーコ』さん、ついにモダンでも使用禁止ですか!!
僕のコレクションも泣いて喜んでるところですよ!
『王冠泥棒、オーコ』さんはこれで
・スタンダード 禁止達成!!
・パイオニア 禁止達成!!
・モダン 禁止達成!!
・ブロール 禁止達成!!
4つのフォーマットで禁止カードに指定されました。
4冠達成!!!
王冠泥棒というネームに恥じない活躍っぷりです。
ここまでくると逆に応援したくなりますね。
あと残りのフォーマットは
・レガシー
・ヴィンテージ
・EDH(統率者)
の3つです!
これは中々厳しい戦いになりそうですね。
残ったフォーマットはカードパワーが強力なものばかりあります!
今後のオーコの活躍に期待です。
今回は3枚のカードが「モダン」で禁止になりました。
この禁止理由と、禁止になった直後のカード価格の相場の動きを見てみようと思います。
オパールのモックスがモダンで禁止!
(0)
金属術 ― (T):好きな色1色のマナ1点を加える。この能力は、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。
マナ加速で重宝する伝説のアーティファクトです!
高額カードですが、使い易さと強いデッキに入るので人気が高いです。
それがモダンで禁止!?
ウルザデッキに入って強すぎるから禁止!
このおっちゃんがメインで青緑ベースの「ウルザデッキ」が強すぎる!!
ウィザーズはそれを問題視してテコ入れしました。
なんとこの「ウルザデッキ」は、モダンで主要に使われている10種類のデッキに対して9種類に有利なデッキらしいです。
自力でメタを張ることも調整不可能なレベルになっています。
この「ウルザデッキ」で勝率に最も貢献しているのが、この
「オパールのモックス」
さらに
「王冠泥棒、オーコ」
になります。
だから、2枚とも禁止!!!
んな殺生な(´Д`)
青緑ウルザ・デッキの重要なパーツであることに加えて、オーコは他の複数のモダンのデッキでも使われています。我々のデータによるとオーコだけを取り除いても、ウルザ・デッキはメタゲーム内で支配的な地位に残り続けることを示しています。我々はウルザを使ったアーティファクト・デッキをさらに弱体化させつつ、その基本的な戦略を行うデッキは存在できるようにする選択肢を検討し、その最終的な結論は『オパールのモックス』の禁止が正しい選択肢であるということでした。
こんな感じで、禁止理由が記載されています。
これ、読んでて思ったことが1つあります。
「ウルザ」禁止すれば?って
でも、よく考えたらウルザ禁止にしたら結局オーコが蔓延するし、どっちつかずなのかな?って思いました。
ウルザとオーコ両方禁止してオパモを残したら、2020年時点で販売されている「モダンホライゾン」と「エルドレインの王権」が売れなくなりますし。商売あがったりですもんね。
だったら、パックでの売り上げはもう皆無な「オパールのモックス」とすでにスタンダード、パイオニアで禁止にしているオーコだったら売り上げダメージは抑えることができるし、モダンの環境バランスも取れるからこれが最適!!となったのでしょう。
どっちみちオーコの禁止は免れなかったのですが・・・(悲しみ)
マイコシンスの格子が禁止になった理由
灯争大戦で「大いなる創造者、カーン」が登場して凶悪コンボで話題になった「マイコシンス」がモダンで禁止になりました!
「大いなる創造者、カーン」が登場して以降、めちゃくちゃ高騰してコンボが話題になった「マイコシンスの格子」の禁止理由が
楽しくないから!
めっちゃ悲しい理由・・・
ウィザーズもこう言ってます。
エルドラージ・トロンやその他のトロン・デッキでよく使われているこの組み合わせは、対戦相手がこれ以上呪文を唱えることを完全に封じてしまいます。この組み合わせを搭載したデッキは概ね他の勝ち手段を持っていますが、この組み合わせを搭載するために生じるデッキ構築上の制約は小さく、競技プレイにおいて楽しいと感じる限度よりも頻繁に使われています。その結果として、『マイコシンスの格子』はモダンで禁止となります。
カスレア扱いだった「マイコシンスの格子」。
急激に注目されて、価格暴騰して、「良い夢見たろ?」と突き落とすパターンですね。
禁止改訂直後の相場
禁止が発表された次の日のカード相場を見てみましょう。
『王冠泥棒、オーコ』
やはり下がっていますね。
そもそも下がり傾向だったのが分かります。
モダンで禁止される雰囲気が出ていたのでしょう。
それでも最安値がまだ¥3,000を超えているのが凄いカードですよね。
『オパールのモックス』
お!ちょっと下がっています!このまま下がってくれたら確実に買いですね!
モダンで使用できなくてもレガシー需要は確実にあるカードなので、底値を見計らって買えると将来的に得をする可能性が高いです。
『マイコシンスの格子』
下落のスピード感!!
早く売らないと値上がり前は¥500だったぞ!!
と思いましたが、レガシーでは同様のコンボで遊べるので、¥500までには下がらないと思います。ただ平均的に低くなるのは確実でしょう。
2020年1月13日禁止改訂(まとめ)
本記事では2020年1月13日のMTGにおける、禁止改訂について書かせて頂きました。
禁止カードが出ることは悲しいことですが、強いカードだけのゲームになるとそれもまた楽しくないので、色々難しいですね。
しかし、ここまで有力なカードを禁止していくと買い手が離れる可能性があるという問題もあるので、カードを作成している側も試行錯誤してるんだろうなぁと(勝手に遠いところから思ってます)
実際、カードパワーが強いカードがないと売れないのも確かだと思います。
これは勝手な独り言ですが、ウィザーズがシングル販売していれば(しているのかな?)もう少し結果が変わってるかもしれませんね。
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