マジック・ザ:ギャザリングの戦闘民族と言えば「ケルド」
「ケルド」といえば屈強な戦士。
屈強な戦士と言えば、筋肉!
MTGの筋肉と言えば「ケルドの大将軍」!!
これを見たあなたも、このイラストの魅力に惹き込まれてしまったのではないでしょうか?
このハチ切れんばかりの上腕二頭筋、さらに胸筋、素晴らしいでしょう。
え?もっとこのカードのことについて知りたい?
仕方がないですね。むしろ喜んでご紹介します。逃がしませんよ?
さぁ大将軍の胸板に飛び込んで!
悪ノリが過ぎました。
申し訳ございません。ただ「ケルドの大将軍」はとても良いカードのなので、是非見ていって下さい。
コレクションにもオススメです!
真面目にご紹介させて下さい。
「ケルドの大将軍」とは?
Keldon Warlord / ケルドの大将軍 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian)
ケルドの大将軍のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数に等しい。
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マジック・ザ:ギャザリングの一番最初のセット「アルファ」から収録されているカード。
レアリティは「アンコモン」です。
筋骨隆々な姿と大きなカッコイイ剣が特徴的なイラスト。
このイラストがカッコイイので当時からファンは多い(はず)です。
アルファが初出で、その後「第5版」まで再録されています。
使用可能なフォーマットは
レガシー、ヴィンテージ、統率者
ケルド能力
「ケルドの大将軍」の能力
ケルドの大将軍のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数に等しい。
その後のセットやエキスパンションでも同じような能力を持っているクリーチャーは多数出てきます。
しかし、一番最初に登場したのが「ケルドの大将軍」だったので、MTGの開発からはこの能力を「ケルド能力」または「大将軍」と呼んでいるという素晴らしい話があるのです!
ケルド能力を持つものたち
ウルザズ・レガシーから登場した「役畜」。
6マナとコストが重いですが、「それぞれ」の場のクリーチャー数を見ることができるという「ケルドの大将軍」より少し良くなった効果。
しかし、「ケルドの大将軍」の方が4マナで召喚できる点は流石と言うべきか。それに「役畜」は、アーティファクトなので割られやすいというデメリットがあります。
当時「役畜」は「ガイアの揺籃の地」を含む、クリーチャーを大量に出す緑ストンピィやビートダウンでも活躍できたので結構高値でした。
メルカディアン・マスクスで登場した「戦闘飛翔艇隊」。
「ケルドの大将軍」より1マナ重くなった代わりに「飛行」がついて、壁もカウントできる能力になっています。
見れるクリーチャーは「ケルドの大将軍」と同様、自分の場だけです。
赤で5マナは重いということもあり、あまり使われなかったカードです。
イラスト的にも筋肉がないので仕方ないのかなと思います。
「ケルドの大将軍」をリスペクトするものたち。
赤以外にも「ケルドの大将軍」を模倣するカードが出てしまいました。
「野生の末裔」に「オドリックの十字軍」です。
この2枚は3マナというコストで、相手のクリーチャーも含むという「ケルドの大将軍」の完全上位互換です。
ちくしょう、どうしてなんだ。しかし、同じ赤で登場していないので問題はないです。
赤は「ケルドの大将軍」!!これ一択。
「ケルドの大将軍」は短足!?
ケルド人はMTGの世界では人間という分類ですが、平均身長は180㎝を超えて、大きい部類では210㎝を超えるという設定です。スーパーケルド人にはなれません。
実際にケルド人のカードを見てみましょう。
「ケルドのチャンピオン」や「ケルドのマラクザス」のイラストは、「ケルドの大将軍」同様に筋肉ムキムキで身長も大きく見えますね。
どっちも強そう・・・やばい奴らや。
ケルドの女性も、体格が良く見えます。スタイルも良いですね。
総将軍ラーダはエルフとのハーフです。このイラストではとても威厳がありますね。
昔のラーダはこんな感じ!
フレーバーテキストを見たら惚れてしまいそうです。
「家へ帰りな、ワンちゃん。おまえのご主人の頭は私が叩き落したのよ。そんなもので殴られたくはないでしょ。」
そんなケルド人の大将軍が短足なわけっ!!
あれ??
よく見ると・・・
短足や!!( ゚Д゚)
上半身のかっこ良さとお馬さんに見惚れて、全く足の方に目がいなかった。
僕の見ているケルドの大将軍はこんな感じでした。
唐突な落書き申し訳ありません。
僕が見ていた姿はこの辺までだったようです。
「ケルドの大将軍」、お馬さんから降りたらこんな感じでしょうか?
おそらく筋肉が肥大し過ぎて手足が短く見えるだけ。きっとそう。
お馬さんと比較したらそれなりにでっかく見えるよね。
悪ノリが過ぎたようだ(2度目)
落書きばかりみせるんじゃねぇ!
そんな声が聞こえます。
申し訳ありません。
ちなみにこの落書きしている機械は「デジタルライフパッド」っていう製品です。
暇つぶしとかに便利ですよ!
このカードのイラストはケルド/Keldの大将軍らしき偉丈夫が大剣を持ち、非常に格好が良いイラストに見える。その甲斐もあり、当時のプレイヤーの評判も良かった。しかし、よくよくイラストを見ると気付くがケルドの大将軍は異常に短足である。それに気付いたり、指摘されて幻滅したプレイヤーも多かった。
MTGwikiより引用
イラストを描いたのはKev Brockschmidt氏
「ケルドの大将軍」のイラストを描いたのは
Kev Brockschmidt氏です。
実はKev Brockschmidt氏は「ケルドの大将軍」含む、アルファのカード4種類だけ描いているイラストレーターになります。
・現し身(白のカード)
・ドワーフ爆破作業班(赤のカード)
・新緑の女魔術師(緑のカード)
どれも素晴らしいイラスト!
Kev Brockschmidt氏はプロのイラストレーター兼デザイナーで任天堂など様々な場所で活躍している凄い人です。
ケルドの大将軍はカッコイイ(まとめ)
まとめるとトータルで見たら「ケルドの大将軍」はカッコイイで落ち着きました。
短足に見えますが、それはすべて筋肉が解決してくれてます。
再録先、例えば「第4版」や「第5版」はかなり安く手に入るので、ファンデッキ(勝ち負けに拘らない趣味のデッキにこと)にもおすすめです。
赤黒アグロに苦花を添えてクリーチャー出しまくって大将軍でフィニッシュ!とても楽しそう(できるかどうかは別)バッドランドもいるな・・・。
この記事を通して少しでも「ケルドの大将軍」が好きになってくれたら嬉しいです。
他のTCGもですが、MTGは1枚1枚が魅力的で良いカードばかりあります。
自分の気になるカード、好きなカードを見つけて楽しみましょう。
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