2019年某日
福沢諭吉という紙を8枚持っていたんですけど、
ちょっと交換してきました。
リバイズドのスターターデッキ1個!!
だって、諭吉はマナが出せないって言うんですよ。
しかも、「私には1万円の価値しかない」とかなんとか言って弱音を吐くんです。
そんな軟弱な1万円なんていらんわー!!
(すみません。言い過ぎました。諭吉大事です。とても大事です。いっぱい欲しいです。)
というわけで、
大枚はたいて、リバイズドのスターターデッキを買ってしまいました。
今回は、このリバイズドのスターターデッキを
開封しません!
要するに、8万円で購入したリバイズドのスターターデッキですが、これが5年後10年後には8万円以上の値段になっている可能性が高いと踏んだわけです。
今回の記事は、リバイズドのスターターは将来どうなるかについての内容になります。
この記事はこんな方におすすめします!
・リバイズドのカードの注目カードは何か知りたい?
・リバイズドのパックやスターターは買う価値があるの?
・いつ頃が剥いたら良いのだろう?
などなど。
ちなみに、
この記事を書いている2019年時点でおすすめの、市販されているパックは「灯争大戦」です。
この記事でも書いている、天野喜孝先生が描いたイラストの「戦慄衆の将軍、リリアナ」を筆頭に将来的に見て期待値が高いカードが多く収録されています。
リバイズドとは
1994年4月に発売された、MTG史上3番目の基本セットです。
パワー9は再録されませんでしたが、デュアルランドは再録された貴重なセットです。
基本、白枠のカードになっていますが他言語では黒枠も存在します。
パックやスターターデッキなどはもう生産されておらず、入手するのは中々難しいセットになります。
2019年時点で、リバイズドのスターターを開封をしない理由
リバイズドのスターターデッキをせっかく購入したのにこのタイミングで開封しない理由は、
確実に損をするからです!
まず、リバイズドのスターターデッキのレアリティ封入の比率を見て下さい。
60枚封入(前期生産ロット)
・コモン 45枚
・アンコモン 13枚
・レア 2枚
60枚封入(後期生産ロット)
・コモン 45枚
・アンコモン 12枚
・レア 3枚
何故、レアの枚数が前期後期で違うんだ!!
この時点で前期を手に入れてしまっていたら、恐ろしい結末しか見えてきませんね。
レアの合計価格がスターター分を超えていないと、得したとは言えません。
その確率を下げていく前期生産ロットは悪魔の所業ですね。
次に、
2019年7月時点での、リバイズドの目ぼしいカードの価格を見ていきましょう。
・価格は、MTG専門店「晴れる屋」さんの販売価格を参考にさせて頂いてます。(2019年7月29日時点)
・カードの状態はNM(ニアミント)一番良い状態を見ています。
リバイズド:コモン枠
リバイズドのコモンで高価なカードはこちらです。
Lightning Boit/稲妻 | 赤霊破 |
稲妻 ¥700
赤霊破 ¥300
(赤)
インスタント
クリーチャー1体か、プレインズウォーカー1体か、プレイヤー1人に、3点のダメージを与える。
(赤)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・青の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・青のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
稲妻も、赤霊破もとても強力なコモンカードです。
リバイズド:アンコモン枠
リバイズドのアンコモンで高価なカードはこちらです。
悪魔の教示者 | 太陽の指輪 |
悪魔の教示者 ¥3,000
太陽の指輪 ¥1,800
(1)(黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
(1)
アーティファクト
(T):太陽の指輪は、無色のマナ2点を加える。
どっちも強すぎですね。レアでも充分な効果のカードたちです。
リバイズド:レア枠
リバイズドのレアカードで高価なカードです。
まず、代表的なデュアルランドが収録されています。
カード名 | 販売価格 |
Volcanic Island | ¥70,000 |
Underground Sea | ¥70,000 |
Tundra | ¥40,000 |
Tropical Island | ¥40,000 |
Bayou | ¥35,000 |
Badlands | ¥30,000 |
Scrubland | ¥20,000 |
Savannah | ¥20,000 |
Taiga | ¥18,000 |
Plateau | ¥14,000 |
デュアルランド以外の高価なレアカードです。
Wheel of Fortune | Copy Artifact |
Wheel of Fortune ¥13,000
Copy Artifact ¥4,000
(2)(赤)
ソーサリー
すべてのプレイヤーは自分の手札を捨て、その後カードを7枚引く。
(1)(青)
エンチャント
あなたは、Copy Artifactが、それの他のタイプに加えてエンチャントであることを除き、戦場に出ているいずれかのアーティファクトのコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。
高額カードを見ても、当たるカードの期待値が低すぎる
2019年時点におけるリバイズドの優良カードの価格を見ても、スターターの購入価格8万円を超える見込みが低すぎます。
コモン枠の優良カードが2枚封入:¥1,000
アンコモン枠の優良カードが2枚封入:¥4,800
レアカードが問題なのですが、まずデュアルランドが2枚ないし、3枚入っている可能性は極めて低いです。
僕が、リバイズドの開封内容を見てきた経験上入ってて1枚です。
購入価格より得をしたいのであれば、その1枚が「Volcanic Island」か「Underground Sea」でなければいけません。
レア枠で、「Volcanic Island」か「Underground Sea」が当たり、残り2枚が「Wheel of Fortune」と「Copy Artifact」が封入されて、
¥87,000
この封入内容を合計すると¥92,800となって、なんとかスターター購入金額を上回ることが出来ます。
しかしデュアルランドで2番目に高い、「Tundra」が当たってもアドは取れません。
そう、8万で購入したリバイズドのスターター開封で得をするには、最高の当たりを引かないといけないのです!!
この内容を踏まえると、2019年時点ではまだ開封すべきではないと考えます。
高騰予想で見たリバイズドスターター
開封してしまうと、当たったカードの価値に依存してしまいますが、未開封というブランドはリバイズドとしての価値で動きます。
生産終了している、カードやパックの価格はどうやって決まっているのか?
需要と供給、さらに希少かどうかで簡単に言えば決まっていっています。
どれだけ必要とされていて、それがどれだけの値段だったら買うか、そしてどれだけ手に入りずらいのかという点です。
この基準は様々です。
このリバイズドを例として挙げます。
リバイズドを欲しいという人の目的
・デュアルランドが欲しい
大きく言ってしまえばこれ1点です。
ちょっと昔の話をすれば、アルファやベータのデュアルランドは価格が高すぎるので、同じ効果で安価なリバイズドのデュアルランドをプレイ用で揃えたいという方が需要を作っています。
2019年時点では、プレイ用を欲している人と僕みたいな将来の投資目的やコレクションとして求めるという理由が増えて需要が高まっています。
ここ近年で、欲しい理由が増えて需要が高まっているのです。
リバイズドを売りたい人の心境
・相場より高く売りたい
売りたいのであれば高値で売れた方が良いに決まってますよね。
需要がなければ、高く売ることはできません。
しかし、リバイズドはデュアルランドという需要を高める魅力が備わっています。
最近の需要の高まりによって、「ちょっと相場より高く売りに出してみよう!」となります。
そして、それが売れるのです!
それが売れてしまうと、
「あれ?今の相場より高くても売れるんだ。じゃあ自分もそれくらいの値段で提供しよう」
となり、全体の相場が上がる現象が起きます。
これが需要と供給の関係での、相場高騰の原因です。
リバイズドの希少価値
この需要と供給の関係で、価格高騰が起こるとなかなかリバイズド自体が出回らなくなってしまいます。
そうすると、リバイズド自体の価値がさらに高騰する結果になります。
・需要があるのに供給が追い付かない。
・希少価値が上がって、さらに相場より高く売れるようになる。
さらに、
リバイズド自体の希少価値が上がってくるということは、封入されているカードも単体で価値が上がってきます。
この現象が起こると、僕の高騰予想はほとんど成功したと言っても良いかもしれません。
未開封パックないしスターターデッキと、封入レアカードの高騰は比例します。
例えば、
「Volcanic Island」と「Underground Sea」は2019年時点で晴れる屋さんの販売価格は¥70,000です。
これの需要がさらに高まり、供給が追い付かなくなると更に高騰していきます。
実はここ近年でこの2枚もかなり高騰していてまだ天井が見えません。
5年後には1.5倍もしくは2倍、それよりもっと高くなる可能性があります。
参考までに、2012年から2019年7月までのボルカとアンシーの価格推移を見てみましょう。
最安値なので、カード状態が悪いものの価格推移となります。
「Volcanic Island」の最安値グラフ(参考:Wisdom Guild)
「Underground Sea」の最安値グラフ(参考:Wisdom Guild)
最安値で見ても、7年前に比べて3倍以上の値段に上がっています。
そうなると、未開封のパックやスターターデッキはどうなるのか。
「Volcanic Island」や「Underground Sea」が当たるかもしれない未開封パック!
その期待値だけでトップレアの金額同等の価格で市場に出回るようになります。
当たらないかもしれないのに、当たるかもしれない価格にブレるのです!!
これがあるから僕は、リバイズドのスターターデッキを8万円で購入しました。
トップレアの価値によって、価格が変動していく未開封。
今買わない手はないと思ったのです。
というか、僕の場合10万を超えだすと手が出せなくなります。
この投資の利点として、
・これ以上高騰しなくても、8万は返ってくる可能性が高い
これは、デュアルランドが価格下落する見込みがほぼないことからこの考えに至ります。
ローリスクハイリターン
これは、普通に投資などをやる上で買う1つの理由ですよね。
結局リバイズドのスターターはいつ開封するの?
このリバイズドのスターターデッキを開封するタイミングは、10種類あるデュアルランドの最安値カード「Plateau」がスターターデッキ購入金額と同等の値段になった時です。
そのタイミングで開封すれば80%くらいはアドが取れる結果になるのではないでしょうか。
要するに、10種類のうちどれが当たってもアドになるよっていう時期が剥き時です。
そういうわけで、開封する可能性低いです!!開封にかなりの話題が集まる時期があれば開封することも良いかもしれませんね。
「アルファ」や「ベータ」のパックが良い例になると思います。
「ベータ」のブースターパックが¥500,000
「アルファ」のブースターパックが¥1,000,000
スターターではなくパックが2019年時点でこの値段です。面白いですよね。
リバイズドのスターター購入は、損する?得する?(まとめ)
本記事では、マジック・ザ:ギャザリングのリバイズドのスターターが今後高騰するかどうかで見たらどうなるかという内容を書かせて頂きました。
「投資」とは、将来有益な物事にお金を出して将来的に利益を得る行動のことを言います。
まさに、マジック・ザ:ギャザリングはそれに近いことができる、面白い魅力が詰まったカードゲームです。
僕は、お金を使ったわけではないという認識でいます。
一時的にお金を預けているという認識です。金(きん)を買うこととあまり変わりません。
遊べるゴールドって凄く良くないですか?
ただ持っておくだけでも期待値が高いのに、カードゲームなので遊ぶこともできるんですよ!
リバイズドは開封しないので遊べませんが、気が変わったらいつでも遊べます(笑)
最後にまとめると、
リバイズドのスターターデッキ購入は
損する可能性が極めて低い!
ほぼ100%得すると思ってますが、確実!とは言えないのでこの書き方です。
今回のようにMTGには、こういった考え方で購入を検討することもできます。
なので何か参考になれば良いなと思って記事にしました。
遊び方は色々なので、MTGはやめれませんよね!
リバイズドのスターターデッキが今後どんな価格変動を起こすのか楽しみです。
【MTG】リバイズドのスターターを購入して2年経過で価格はどうなった?
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