スリヴァー
マジック・ザ:ギャザリング(以下、MTG)をやっている人なら一度は聞いたことはあるかもしれません。
MTGの完全オリジナルの種族、それが「スリヴァー」です。
1997年から発売されたテンペストというセットから登場して、今に至るまで色々なセットで登場しているカードになります。
これが、根強い人気を持っているカードたちでMTGといえば「スリヴァー」と言っても良いんじゃないかってレベルです(言い過ぎた)
僕もバリバリMTGにハマっていた学生時代から登場していたカードなので結構思い入れもあって、正直かなり好きです。
そんな「スリヴァー」!!現在まででどれだけ登場しているのか!
僕からしてみたら、「スリヴァー」めっちゃいるやん?って思いまして、
なんかまとめたくなったわけです!
この記事は特にこんな人におすすめ!
・スリヴァーってどんなカードなのか?
・今までのスリヴァーを見てみたい!
・スリヴァーが好き
スリヴァーとは
・クリーチャー・タイプの1つ
・MTGのオリジナルの種族
・スリヴァー同士に能力を影響させるシステムが特徴
→どのスリヴァーも、他のスリヴァーに能力を与えたり強化したりするような効果を持っています。
・スリヴァーデッキといったスリヴァーメインの部族デッキが人気
登場したセット
発売年 | セット名 |
1997年 | テンペスト |
1998年 | ストロングホールド |
2003年 | レギオン |
スカージ | |
2006年 | 時のらせん |
2007年 | 次元の混乱 |
未来予知 | |
2013年 | 基本セット2014 |
2014年 | 基本セット2015 |
2019年 | モダンホライゾン |
各セットのスリヴァーを1枚ずつまとめていきます。
それぞれカード名をタップしたらカード効果が見れます。
「テンペスト」のスリヴァー
最初に登場した「スリヴァー」が収録されているセット「テンペスト」。
1997年発売で11種類のスリヴァーが収録されています。
テンペスト 白のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2):このクリーチャーは、ターン終了時まで+0/+1の修整を受ける」を持つ。
すべてのスリヴァーは先制攻撃を持つ。
テンペスト 青のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2)、このパーマネントを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。」を持つ。
すべてのスリヴァーは飛行を持つ。
テンペスト 黒のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2):このパーマネントを再生する。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(2),このパーマネントを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを1枚無造作に選んで捨てる。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられる時ならいつでも起動できる。」を持つ。
テンペスト 赤のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2):このクリーチャーはターン終了まで+1/+0の修整を受ける。」を持つ。
すべてのスリヴァーは速攻を持つ。
テンペスト 緑のスリヴァー
すべてのスリヴァーはトランプルを持つ。
すべてのスリヴァーは+1/+1の修整を受ける。
テンペスト 無色のスリヴァー
メタリック・スリヴァーはスリヴァーとして扱う。
「ストロングホールド」のスリヴァー
1998年発売の「ストロングホールド」は「テンペスト」の次のセットです。
こちらのスリヴァーはすべて多色タイプになります。
「テンペスト」ではすべてコモンやアンコモンでしたが、こちらでレアのスリヴァーが登場します。
ストロングホールド 多色のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2),このパーマネントを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このパーマネントはそれに2点のダメージを与える。」を持つ。
すべてのスリヴァーは被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)
すべてのスリヴァーは「2点のライフを支払う:このパーマネントをオーナーの手札に戻す。」を持つ。
スリヴァーがブロックされた状態になるたび、そのスリヴァーはターン終了時まで、自身のブロックしているクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
すべてのスリヴァーは「(2),このパーマネントを生け贄に捧げる:あなたは4点のライフを得る。」を持つ。
伝説のスリヴァーが登場
(2):無色の1/1のスリヴァートークンを1体生成する。
この「ストロングホールド」のセットで、スリヴァーの親玉的なカードが登場しました。
《スリヴァーの女王》です。
初めてのレア枠のスリヴァーになります。
マザー的なポジションなので、このカードでスリヴァーを生み出せるという驚異的な能力を持っています。
当時5色というカードはあまり使用されませんでしたが、フェッチランドという多色デッキにマッチした土地カードが登場して使い易くなったカードです。
「スリヴァーの女王」の価格相場を見てみましょう。
2017年1月から2019年8月までの相場になります。
値上がり方が凄いですね!
最安値:¥5,900
トリム平均:¥10,319
2年から3年前までだったら平均¥2,500くらいで手に入ったカードなのに、2019年時点で¥10,000程度まで値上がりしています。
2019年で急に値上がりしているのは、モダンホライゾンでスリヴァーが再登場した時期だからと思います。
スリヴァーの注目が上がったので需要が高まり高騰したということですね。
一度高騰してしまうと中々元には戻らないので、安い時に買い揃えていた人はラッキーです!
「レギオン」のスリヴァー
2003年発売の「レギオン」というセットでスリヴァーは再登場しました。
このセットは各色3種類ずつスリヴァーが登場しています。
レアのスリヴァーも加わってきています。
レギオン 白のスリヴァー
すべてのスリヴァーは+0/+1の修整を受ける。
護法スリヴァーが戦場に出るに際し、色を1つ選ぶ。すべてのスリヴァーは、プロテクション(選ばれた色)を持つ。
スリヴァー1つがダメージを与えるたび、それのコントローラーは同じ点数のライフを得る。
レギオン 青のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(1):このパーマネントは、ターン終了までそれの他のタイプに加えて、あなたが選んだ1種類のクリーチャー・タイプになる。」を持つ。
スリヴァーはスリヴァーによってしかブロックされない。
スリヴァーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはカードを1枚引いても良い。
レギオン 黒のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(T):スリヴァー1つを対象とし、それを再生する。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(2):このクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。」を持つ。
スリヴァーがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
レギオン 赤のスリヴァー
すべてのスリヴァーは挑発を持つ。(スリヴァー1体が攻撃するたび、それのコントローラーは「防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それをアンタップし、それは可能ならこのクリーチャーをブロックする」を選んでもよい。)
すべてのスリヴァーは+1/+0の修整を受ける。
すべてのスリヴァーは「(T):スリヴァー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。Xは、戦場に出ているスリヴァーの数に等しい。」を持つ。
レギオン 緑のスリヴァー
瞬速。どのプレイヤーもスリヴァー呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えても良い。
樹根スリヴァーは打ち消されない。スリヴァー呪文は、呪文や能力によっては打ち消されない。
スリヴァーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーは無色の1/1のスリヴァー・クリーチャー・トークンを1体生成してもよい。
「スカージ」のスリヴァー
「レギオン」の次のセットにあたる「スカージ」に1体だけスリヴァーが収録されています。
なんと、スリヴァーの女王に続いて伝説のスリヴァーが登場しました。
「スカージ」の伝説のスリヴァー
(3):あなたのライブラリーからスリヴァー・カードを1枚探し、それを公開した上であなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
(3):スリヴァー1つを対象とし、そのコントロールを得る(この効果は永続する。)
ドン・スリヴァー!!
正直に書くとあんまり強くないかなと思います。
効果が少し微妙ですね。スリヴァーの女王の方が優秀でした。
3マナでスリヴァーをサーチして「手札」に加えるのですが、せめて場に出させてくれたら強かったですね。
もう1つの能力も、相手がスリヴァーデッキじゃないと「え?いつ使うの?」って効果なのです。
スリヴァーデッキ対決で入れてたら面白くなりそうです!
「スリヴァーの首領」の価格相場です。
スリヴァーの女王と同様に、モダンホライゾン発売後は高騰しています。
最安値:¥1,980
トリム平均:¥2,531
もともと¥1,000以下だったのが倍くらいになっているので、モダンホライゾン発売前に買っていた人は流石です。
「時のらせん」のスリヴァー
2006年発売の「時のらせん」のセットで再登場しました。
このセットではなんと、各色4種類のスリヴァーが存在します。
時のらせん 白のスリヴァー
すべてのスリヴァーは側面攻撃を持つ。(側面攻撃を持たないクリーチャーがスリヴァーをブロックするたび、ブロックしているクリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
すべてのスリヴァーは+0/+2の修整を受ける。
すべてのスリヴァーは「(T):攻撃しているクリーチャーかブロックしているクリーチャー1体を対象とする。このパーマネントはそれに1点のダメージを与える」を持つ。
すべてのスリヴァーは、飛行と「このクリーチャーが墓地に置かれる場合、あなたは代わりにそれをオーナーのライブラリーの一番上に置いてもよい。」の能力を持つ。
時のらせん 青のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーはシャドーを持つ。(それはシャドーを持つクリーチャーのみでブロックでき、ブロックされる)
すべてのスリヴァーは「(T):パーマネント1つを対象とし、それをタップする。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに2点のダメージを与え、自身に3点のダメージを与える。」の能力を持つ。
時のらせん 黒のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(1),このクリーチャーを生け贄に捧げる:各プレイヤーはカードを1枚捨てる。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(黒)(黒)を加える。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「このターン、このクリーチャーによってダメージを与えられたクリーチャーがいずれかの墓地に置かれるたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「あなたのアップキープの開始時に、このクリーチャーはあなたに1点のダメージを与える。」の能力を持つ。
時のらせん 赤のスリヴァー
すべてのスリヴァーは+2/+0の修正を受ける。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは二段攻撃を持つ。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーは、あなたが沼をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。」と「(黒):このクリーチャーを再生する。」の能力を持つ。
時のらせん 緑のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーは飛行を持つかのようにブロックできる。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは+2/+2の修整を受ける。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーにダメージが与えられるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」の能力を持つ。(ダメージはカウンターを置く前に与えられる。)
時のらせん 多色のスリヴァーと無色のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(T):対戦相手1人を対象とする。カード名を1つ指定する。そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無造作に選んで公開する。それが指定されたカードだった場合、そのプレイヤーはそれを捨てる。この能力は、あなたのターンにのみプレイできる。」を持つ。
すべてのスリヴァーは、速攻と「(1),このクリーチャーを生け贄に捧げる:スリヴァー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは無色である。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーが場に出たとき、アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは「このクリーチャーがいずれかの対戦相手がコントロールする呪文の対象となるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。」の能力を持つ。
バニラ!
「次元の混乱」のスリヴァー
「時のらせん」の次のセット、「次元の混乱」にもスリヴァーが登場しています。
今までのセットは各色、登場枚数に規則性がありましたが、このセットでは何故か白だけ1種類多い形で収録されています。
次元の混乱 白のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(2),(T):スリヴァー1体を対象とし、それを再生する。」の能力を持つ。
すべてのスリヴァーは+1/+1の修整を受ける。
次元の混乱 青のスリヴァー
すべてのスリヴァーは警戒を持つ。
次元の混乱 黒のスリヴァー
すべてのスリヴァーは先制攻撃を持つ。
次元の混乱 赤のスリヴァー
すべてのスリヴァーはトランプルを持つ。
次元の混乱 緑のスリヴァー
すべてのスリヴァーは速攻を持つ。
次元の混乱 多色のスリヴァー
すべてのスリヴァーは「(1),このパーマネントを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このパーマネントはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(1),このパーマネントを生け贄に捧げる:スリヴァー・クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「パーマネントを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(0):このパーマネントが戦場に出ている場合、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに勝った場合、このパーマネントを追放し、ターン終了時にオーナーのコントール下で戦場に戻す。あなたがコイン投げに負けた場合、このパーマネントを生け贄に捧げる。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(3),このパーマネントを生け贄に捧げる:パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。」を持つ。
すべてのスリヴァーは防衛を持つ。すべてのスリヴァーは「このパーマネントが戦場に出たとき、カードを1枚引く。」を持つ。
「未来予知」のスリヴァー
「次元の混乱」の次のセットの「未来予知」!
ここでもスリヴァーは登場しています。各色1種類ずつになります。
各1枚ずつなので、5種類すべてまとめます。
すべてのスリヴァーは吸収1を持つ。(発生源1つがスリヴァーにダメージを与える場合、そのダメージを1点軽減する。)
すべてのスリヴァーは「このパーマネントが場に出たとき、あなたは消術1を行ってもよい。」を持つ。
すべてのスリヴァーは激情1を持つ。(スリヴァー1体が攻撃してブロックされないたび、それはターン終了まで+1/+0の修整を受ける。)
各プレイヤーの手札にある各スリヴァー・カードは、スリヴァー・サイクリング(3)を持つ。
すべてのスリヴァーは有毒1を持つ。(いずれかのスリヴァーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒カウンターを1個得る。10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)
ここで新たな伝説のスリヴァーが登場
すべてのスリヴァーは、場にある他の各スリヴァー1体につき+1/+1の修整を受ける。
この「未来予知」で新たな、伝説のスリヴァーが登場しました。
「スリヴァー軍団」です。
このスリヴァーはスリヴァーデッキを強化する点では、かなり強力なカードです。
スリヴァーの数だけ+1/+1なんて、最終的に手が付けられない大型スリヴァーが何体も出てきてしまいます。
「スリヴァー軍団」の相場を見てみましょう。
やっぱり、モダンホライゾン発売で高騰ですね!
最安値:¥6,480(2019年8月時点)
トリム平均:¥7,600(2019年8月時点)
能力が強いので、値上がりの仕方も極端ですね。
次のスリヴァーが登場するセットが出るまでは徐々に価格が落ち着いてくるはずなので、そこが購入のタイミングと思います。
「基本セット2014」のスリヴァー
2013年に発売された「基本セット2014」にスリヴァー再登場です。
このセットからのスリヴァーは少し進化していて、形状が人間のようになってしまっています。
基本セット2014 白のスリヴァー
あなたがコントロールするスリヴァー・クリーチャーは警戒を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは+0/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールするスリヴァーは二段攻撃を持つ。
基本セット2014 青のスリヴァー
あなたがコントロールするスリヴァーは飛行を持つ。
基本セット2014 黒のスリヴァー
あなたがコントロールするスリヴァーは絆魂を持つ。
基本セット2014 赤のスリヴァー
あなたがコントロールするスリヴァーは先制攻撃を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは速攻を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは+2/+0の修整を受ける。
あなたがコントロールするスリヴァーは「このクリーチャーが攻撃するたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
基本セット2014 緑のスリヴァー
あなたがコントロールするスリヴァーはトランプルを持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールするスリヴァーは「(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは+3/+3の修整を受ける。
「基本セット2015」のスリヴァー
2014年に発売された「基本セット2015」にもスリヴァーが収録されています。
このセットには各色1種類ずつなので、まとめて紹介します。
あなたがコントロールするスリヴァーは「このクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、このクリーチャーが戦場を離れるまでそれを追放してもよい。」を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァー1体が対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。
あなたがコントロールするスリヴァーが1体攻撃するたび、防御プレイヤーは1点のライフを失う。
あなたがコントロールするスリヴァーは「このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。」を持つ。
あなたがコントロールするスリヴァーは接死を持つ。
伝説スリヴァーが登場(4種類目)
あなたがコントロールするスリヴァーは破壊不能を持つ。
この「基本セット2015」で伝説のスリヴァーがまたしても登場しました。
「巣主スリヴァー」
今までの伝説のスリヴァーは7/7だったのにこのカードは5/5です。
それと破壊不能のみの効果なので、使用頻度は他の伝説のスリヴァーに比べて低いです。
「巣主スリヴァー」の価格相場です。
最安値:¥1,080(2019年8月時点)
トリム平均:¥2,153(2019年8月時点)
総合的に価格は低いですが、やはりモダンホライゾンのタイミングで値上がりはしていますね。しかし、これはまたしばらくしたら価格は戻るように思えます。
スリヴァーの土地カードが登場
このタイミングで、なんとスリヴァーの土地カードも登場しました。
「スリヴァーの巣」
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、スリヴァー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
(5)(T):無色の1/1のスリヴァー・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。この能力は、あなたがスリヴァーをコントロールしているときにのみ起動できる。
無色マナも出せて、スリヴァー専用ですが好きな色のマナも出せる優秀な土地カードです。
序盤はマナ、中盤はスリヴァーを増やしていけるカード!
「モダンホライゾン」のスリヴァー
2019年に発売された「モダンホライゾン」のスリヴァーです!
モダンホライゾンはスリヴァーが久しぶりに登場して話題騒然でした。
他のスリヴァーが高騰するスリヴァーインフレを巻き起こしたセットですね。
そして、またスリヴァーの形状が元に戻ったセットです。不評だったのかな?
モダンホイゾン 白のスリヴァー
あなたがコントロールしているスリヴァーは先制攻撃を持つ。
長久(2)
他の、あなたがコントロールしているスリヴァーは長久(2)を持つ。
あなたがコントロールしているスリヴァーは賛美を持つ。
モダンホライゾン 青のスリヴァー
あなたがコントロールしているスリヴァーは「(2):このクリーチャーをアンタップする。」を持つ。
モダンホライゾン 黒のスリヴァー
あなたの墓地にある各スリヴァーはそれぞれ蘇生(2)を持つ。
蘇生(2)
モダンホライゾン 赤のスリヴァー
あなたがコントロールしているスリヴァーは+2/+0の修整を受ける。
暴勇ーあなたの手札にカードがないかぎり、あなたがコントロールしているスリヴァーは「(T):プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
あなたがコントロールしているスリヴァーは「このクリーチャーにダメージが与えられるたび、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにそのダメージに等しい点数のダメージを与える。」を持つ。
モダンホライゾン 緑のスリヴァー
あなたがコントロールしているスリヴァーは「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。」を持つ。
モダンホライゾン 多色のスリヴァー
あなたがコントロールしているスリヴァーは「このクリーチャーが戦闘に出たとき、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに1点のダメージを与え、あなたは1点のライフを得る。」を持つ。
あなたがコントロールしているスリヴァーは飛行と速攻を持つ。
5種類目の伝説のスリヴァー
モダンホライゾンで5種類目の伝説のスリヴァーが登場しました。
「初祖スリヴァー」
続唱
あなたが唱えるスリヴァー・呪文は続唱を持つ。
続唱で1体スリヴァーを出します。
その出したスリヴァーの続唱でまたスリヴァーを出します。
このように上手くいけば1ターンにどんどんスリヴァーを展開できるカードです。
「統率者」向けのカードだと思います。
「初祖スリヴァー」の価格相場
最安値:¥580(2019年8月時点)
トリム平均:¥864(2019年8月時点)
発売当初は注目が高かったの高額でしたが、やはり使い辛さがバレて下落傾向になっています。Foilに関しては人気もあって¥10,000台をキープしてますので狙い目はFoilです。
またスリヴァーが登場したら値上がりするかもしれないので、安いうちに枚数を購入しておくのも良いかもしれません。
スリヴァー・デッキの組み方
スリヴァーの種類が多すぎてどういう風にデッキを作成したら良いのか分からない!
デッキの構築の話は、人それぞれ多種多様なので一概にこうしよう!とは言えません。
しかし、簡単な一部の考え方として参考になれば良いかなと思って書きます。
MTG初心者向けとして見て頂けた幸いです。
・スリヴァーを展開しよう!
スリヴァーデッキなのだからスリヴァーをどんどん出して戦いましょう。
自軍のスリヴァーをスリヴァーで強化していき、相手が手に負えない状態を作るのがコンセプトです。
たとえば
「筋肉スリヴァー」や「筋力スリヴァー」、「捕食スリヴァー」でスリヴァーを強化していきます。これらのスリヴァーは場にいる限り他のスリヴァー+1/+1修整してバンプアップしてくれます。
これが2~3体程度場にいるだけで戦場のスリヴァーはかなり強力になりますよね。
「捕食スリヴァー」に至っては「自分の」スリヴァーだけを強化するのでおすすめです。
さらに、飛行やトランプルなどを共有できるスリヴァーを出していき、最強のスリヴァー軍団を揃えていきます。
スリヴァーを守ろう!
自軍のスリヴァーを強くしようとしても、相手の妨害が多々入ってきます。
それから守るため、呪文などを受けないスリヴァーを展開していきましょう。
有名なのが「水晶スリヴァー」です。
すべてのスリヴァーに被覆を与えるスリヴァーになります。これで相手の呪文や能力でスリヴァーがやられることがなくなります。
もちろんスリヴァー以外でこちらもカウンター呪文を入れて守ることもアリです。
「意志の力」などマナコストがかからない、さらには少ないカウンター呪文がおすすめになります。
色が多数あるので土地事故を防ごう!
スリヴァーデッキは必ず多色デッキになってしまいます。
なので必要なマナを出すカードが来ないと、何も出来ずに終わってしまいます。
それを防ぐために「スリヴァーの巣」を入れたり、「フェッチランド」を使ったりします。
スリヴァーで補うには「マナ編みスリヴァー」がおすすめです。
簡単に説明するとこのようなカードを入れて、自分のスリヴァーを守りつつ強化していき軍団で殴り勝つのが、ポピュラーなスリヴァーデッキだと思います。
そしてこの説明をしたスリヴァーデッキの代表として「カウンタースリヴァー」というデッキがあります。
このようなデッキを参考にして作っていき、自分の好きなデッキにしていくのも楽しみの1つですね!
最後に
本記事では、スリヴァーの種類についてまとめさせて頂きました。
正直、こんなにいるとは思っていなかったのでびっくりです。
とりあえず、どんなスリヴァーがいるのか分かる記事にはなっていると思うので、スリヴァー検索記事として見てもらえたら良いかなと思ってます。
「基本セット2014」から人型になったのマジびっくり。
種類も多いので、コレクションとしても楽しめる部族かもしれません。
全部集めることができると圧巻です。
枚数を入れるなら12ポケットファイルだと量も入って、1ページ1ページたくさん見ることができるのでオススメです。
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