マジック:ザ・ギャザリングの黒色エンチャントカード
「苦花」/「Betterblossom」
このカード、とても魅力的なんです!
どう魅力的かって?
とりあえず、見て下さい!!
ね??
魅力的でしょ???
いやいやいや、いきなりカードだけ見せられて魅力的でしょ?
って言われてもよく分かんないって!!
そう思っちゃいますよね?
しかし、この「苦花」というカードは本当に良いカードなので知ってもらいたい!
なので今回は、「苦花」の魅力をまとめてみました。
この記事を見た後、あなたも「苦花」が欲しい!!ってなってることでしょう!
4枚も持ってやがる!!ずるい!!
となっていることでしょう!!
苦花の魅力その1:イラストが綺麗!
苦花の魅力の1つは、なんといってもこのイラストです。
・しっかりと書きこまれたイラスト
・ダークな色合いなのに、とても鮮やかに見える色使い
・淡いように見えて、深いこの独特な雰囲気
挙げたらきりがないですね。
とにかく綺麗!彩りあるイラストが特徴的です!!
アーティストの「Rebecca Guay」
苦花のイラストを描いたイラストレーターは
「Rebecca Guay」
レベッカ・ゲイは女性アーティストです。
苦花以外にも様々なカードのイラストを担当しています。
彼女のMTGで最初に出たイラストのカードは、1996年発売「アライアンス」に収録されている「Kaysa」になります。
この前に剥いた「アライアンス」のパックに入っていたかどうか、思わず確認してしまいました。
レベッカ・ゲイのその他の作品はこちらです(すべてではありません)
「蘇生の天使」 | 「不可思議」 |
「予報」 | 「雲の群れ」 |
女性のイラストがとても綺麗で人気が高いです。
しかし女性以外のイラストも、とても雰囲気があって綺麗です!
こんなに魅力溢れるイラストを描くレベッカ・ゲイが描いた「苦花」が、良くない訳がないじゃないですか!
こればっかりは人それぞれの感性もあるので、好みはあると思います。
ですが、個人的には魅了されるイラストばかりだと思っています。
レベッカ・ゲイのイラストのカードが気になる方は、是非コレクションに足を踏み入れてみて下さい!
オンラインだと「シングルスター」さんがアーティスト別で販売しているカテゴリがあります。他のお店でもアーティスト名で検索すれば出るのですが、個人的に見やすかった店舗です。
※その他にも使い易いショップはたくさんあります。あくまでも一例です。
https://cuberoomblog.com/mtg-onlineshop/
苦花の魅力その2:強い
対戦で使っても強いのが魅力です!
(1)(黒)
部族 エンチャント — フェアリー
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1のフェアリー・ならず者クリーチャー・トークンを1体生成する。
パッとテキストを読んだ感じ、とても強いとは思わないかもしれません。
毎ターン1点のライフが、強制的に無くなっていくデメリット。
そのデメリットから発生するのが、1/1という最小クリーチャーです。
正直、何が強いのか??
例えば2ターン目に苦花を場に出せたとしましょう。
3ターン目アップキープ開始時に1点減って1/1飛行(黒)が生成されます。
その後3ターン経ったとします。
その時の場のトークンは4体です。
こちらは4点ライフが減っています。
しかし、相手はどうでしょうか?
相手に飛行が展開できていなければ、トークン生成の次ターンに1点ダメージ、その次のターン2点ダメージ、その次のターン3点ダメージ・・・。
こちらは4点減っているのに対して相手は6点減っています。
こちらは毎ターン1点ずつですが、相手は毎ターン点数が増えていくのです。
ダメージレースで競り勝つことが可能になります。
盤面によっては、色々変わることはもちろんあります。ただそれでもアドバンテージは取りやすいこともあり強いと言われていました。
このことから、当時は2ターン目に置かれると何もできずに負けることもよくあった為に、ジョークで2ターンキルがあるとまで言われていたカードになります。
ただの1/1だったらここまで注目はされませんでした。
飛行で黒色という2点が苦花の評価を高めたのです。
相手に到達や、同じ飛行クリーチャーがいなければ直接プレイヤーにダメージを与えることのできる「飛行」持ち。
さらに黒色のクリーチャートークンということで、「畏怖」の対処もできることが強みです!
畏怖:畏怖を持つクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない
苦花の強さ2点追記
「苦花」というカード自体は「エンチャント」でクリーチャーではありません。
全体除去呪文を打たれてフェアリートークンが一掃されても立て直しが効くことも強みです。
「神の怒り」!!
トークンのクリーチャータイプが「フェアリー・ならず者」ということで、そのタイプによってシナジー(相乗効果)を発生するカードとも相性が良いのも魅力になります。
「呪文づまりのスプライト」は場のフェアリーの数によって効果が強力になるカードです。
出すだけで強かった「苦花」は当時のスタンダードでトップ環境のカードでした!
さらにそのころにフォーマット「モダン」が公式になって、制定序盤から禁止カードになったカードでもあります。
現在は新カードの参入で、カードバランスも取れているので禁止カードではありません。
苦花の魅力その3:色々なイラストがある
苦花は再録可能なカードです。
なので初登場以降、何度か再録されています。
その再録された内、苦花は別イラストを含めると4種類登場しています(2019年12月時点)
まずは、最初に紹介したレベッカ・ゲイのイラストの「苦花」です。
レベッカ・ゲイの描く苦花
この「苦花」は、2008年に発売された「モーニングタイド」というエキスパンションで初登場しています。
同じイラストで、2013年に発売された「モダンマスターズ」で再録されました。
このイラストの苦花の相場(2019年12月時点の販売相場)
モーニングタイド > モダンマスターズ になります。
モーニングタイド:¥3,000~¥5,000
モダンマスターズ:¥2,500~¥4,500
Foil(光っているバージョン)になると相場が高くなります。
モーニングタイド:¥25,000~¥40,000(日本語版)、¥12,000~¥20,000(英語版)
モダンマスターズ:¥4,000~¥8,000(日米同じくらい)
初版のFoilは(も)とても良いんです!!!
Foilになると、魅力がさらに高まるのが伝わると思います!!
とても綺麗なので、1枚は持っておきたい逸品ですよ!!
ジャッジ褒賞の苦花
MTGの大会の認定ジャッジに送られるカードのことをジャッジ褒賞といいます。
このジャッジ褒賞は色々なカードがありますが、その中に苦花もあるのです!
カードショップでの大体の相場は
¥5,000~¥8,000
(2019年12月時点)
アルティメットマスターズの苦花
2018年に発売された「アルティメットマスターズ」に苦花が別イラストで再録されました。
色合いや花がとても綺麗に描かれています。
このアルティメットマスターズで話題になった「ボックストッパー」。
1BOX購入したら1枚特別仕様(拡張アート)のカードが付いてくるという内容です。
その「ボックストッパー」にも「苦花」が存在します。
横に拡張されていて、Foil仕様になっています!
特別感がありますね。
アルティメットマスターズの苦花の相場は(2019年12月時点)
通常版:¥2,000~¥3,000
Foil:¥5,000~¥8,000
ボックストッパー:¥9,000~¥13,000
Seacret Lair の苦花
2019年12月に発売された、海外限定、販売日限定の超限定生産の「Seacret Lair」という商品に「苦花」が収録されていました!
フェアリートークンと一緒にセットになった「苦花」です!
このイラストが話題を呼び、人気商品となりました。
普通に「あ、欲しいわこれ」って思いませんか??
販売価格は海外で 29.99$ です。
日本円にして約3300円くらいになります。
しかし、日本に送る料金(送料)と関税を合わせるとおそらくこの倍の値段にはなると思います。
このことから日本ではさらに貴重なカードとなるので、日本で入手しようとしたら販売元の手間賃も踏まえて約¥10,000くらいの相場にはなるのではないかと思っています。
※もしかしたらもっと値段が高いかもしれません。
これであなたも苦花が欲しくなったでしょう(まとめ)
本記事では、「苦花」の魅力について3つにまとめて書かせて頂きました。
・イラストが綺麗
・強い
・イラスト別で4種類存在する
この3つを見て頂いたことで、ショップで「苦花」を無意識のうちに探してしまう病気にかかってしまいましたね(∩´∀`)∩
https://cuberoomblog.com/mtg-onlineshop/
コレクションでも、対戦でもおすすめのMTGカード「苦花」
早くしないと初版はなかなか入手が難しくなってきてますよ!(ふふふ)
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