マジック・ザ:ギャザリング(以下、MTG)には
魅力的なキャラクターが多数います。
ストーリー上で活躍する主役級のキャラクターや、あまり絡みはないサブキャラ、さらには様々な種族のクリーチャーなど魅力溢れるカードゲームです。
今回は、その中でストーリー上では主役級ではありませんがとても魅力溢れるキャラクター
「ニヴ=ミゼット」というカードをご紹介したいと思います。
僕が以前「ニヴ=ミゼット再誕」というカードの記事を書いてる時に、キャラクターとして魅力的だったためちょっとコレクションしたくなったのです!
・MTGが好き
・ニヴ=ミゼットというカードに興味がある
・何かコレクションしたい
などなど。
ちなみにニヴ=ミゼットは2020年2月時点で4種類の名称でカード化されているよ!
コレクションしやすいのでおすすめ!!
MTGにおける『ニヴ=ミゼット』というキャラクター
1万5千歳超え!!自己顕示欲が強いナルシストドラゴン!!
暇だったからイゼット団作りました。
頭が良すぎて暇つぶしに色々な実験を繰り返していたドラゴンです。
10あるギルドの1つ「イゼット団」も「ニヴ=ミゼット」が暇だったから作られたギルドになります。
創始者であり、指導者という立派な肩書きですがやってることは暇つぶし。
暇つぶしと書いてますが、実際の本当の目的はニヴ様しか知りません。
一万年もの間、ニヴ=ミゼットの暇つぶしに付き合っているイゼット団メンバーは完全にマッドサイエンティスト集団でしょう。
例えば「分裂動因」フレーバーテキスト
私は分裂症の実験用ゴブリンの脳を使って実験をしたんだ。 バーナーの炎がおとなしくなって、ビーカーは飛び回って粉々になったよ。 実験成功だ!
――イゼットの精神術師、ミズナー
自分大好きナルシスト『ニヴ=ミゼット』
「イゼット団」など自分の名前をもじった名称が多いです。
ニヴ=ミゼットの本拠地は「二ヴィックス」と言います。
二ヴィックスは「ニヴ」から取った名称です。
さらにこの内部の「ニヴ=ミゼット」がいる場所は、すべて鏡張りになっているという自分大好き空間になっています。
「ニヴ=ミゼット」が開発した「ミジウム」という合金。
この名称も「ミゼット」から取っています。
そして、イゼット団のシンボルももちろん自分です。
なんやかんやカリスマなニヴ様
自分大好き、異常実験、暇な厨二ドラゴン「ニヴ=ミゼット」。
そんな彼には、イゼット団もいてなんやかんや人望があったりします。
ラヴニカで、「都市とギルドのために地下に潜らざるをえなかった、神のごとき力を持つ古代の生物」が復活しました。
その名も「ネフィリム」
「ネフィリム」は全部で5体います。
5体のネフィルム |
フレーバーテキスト「それが目覚めたとき」サイクル
それが目覚めたとき、数千もの名も無きものが生まれ、訪れの先触れとなった。
それが目覚めたとき、自らの渇望が稲妻となって次元を揺るがした。
それが目覚めたとき、地蟲が風切りの音をたて、招くように声を合わせた。
それが目覚めたとき、その通り道のために丘の中腹が粉砕された。
それが目覚めたとき、世界中の鏡は闇のみを映すようになった。
これらの怪物が復活してラヴニカを脅かしていました。
その事態を重くみた「ニヴ=ミゼット」はなんとネフィリムと戦うというカリスマムーブを起こしたのです!
結果的には5体のうち2体を倒すことに成功しましたが、本人も重症を負って隠れ家に身を潜めることになりました。
その時に発した言葉は「飽きた」らしい。
「ニヴ=ミゼット」がどういったキャラクターか少し理解できたかと思います。
ね?とても魅力的なキャラクターですよね(´ー`)
たぶん好き嫌いが分かれるキャラクターなのかなと思います。
でも、わりと人間じゃないのに人間臭いドラゴンなので何故か気になるキャラクターであることは間違いないかなと思います。
そんな「ニヴ=ミゼット」というカードは、どんなのがあるか見ていきましょう。
「火想者ニヴ=ミゼット」が最初のカード
ニヴ=ミゼットがカードとして最初に登場したのは「火想者ニヴ=ミゼット」です。
2006年に発売された「ギルドパクト」に収録されています。
使用可能なフォーマットは「モダン」以下になります。
ドローするたびに1点飛ばせる効果は地味に強い!
「統率者戦」でも人気のあるカードです。
フレーバーテキストが特徴的!
このカードのフレーバーテキストは暗号になっています。
(Z→)90º – (E-N²W)90ºt = 1
一見意味不明な暗号が並んでいます。
これを解読すると
NIV-MIZZEt=1
となり、私がニヴミゼットだ!とかニヴミゼットは1番だ!みたいな内容になります。
さすが自己顕示欲の高いニヴ様ですね。
ちょっとした豆知識!解読方法
(Z→)90º – (E-N²W)90ºt = 1
(Z→)を時計回りに90°回転させます。
ZはNになります。
→は↓となりこれをアルファベットで見ると「I」と「V」です。
(E-N²W)も同様に90°回転で「N²」は「NN」とします。
EはMになり、-はI、NNはZZ、WはEですね。
それを全部読むと「NIV-MIZZEt=1」となるのです。
「火想者ニヴ=ミゼット」は再録でイラスト違いもあります。
左は「デュエルデッキ、イゼットVSゴルガリ」に収録されているカードです。
右はギルドキット「イゼット」に収録されています。
再録されたカードにはこの暗号フレーバーテキストがないものがあるも面白いです。
ちなみに「From the Vault:Dragons」という特別なセットにも収録されていますが、こちらのカードのフレーバーテキストは変わっています。
As brilliant as a cut diamond, and with just as cruel an edge.
翻訳機能を使ったら
カットダイヤモンドのように華麗で、同じくらい残酷なエッジを持っています。
という内容になりました。
ニヴ=ミゼットの性格とか、表面の皮膚とかその辺の説明かもしれませんね。
さらに、プロモカードとしても登場しています!
テキストボックスの枠がなくて、カード全体がイラストになっているカッコイイ仕様です!
CHAMPSプロモというカードになります。
「竜英傑、ニヴ=ミゼット」が2種類目のカード
2012年に発売された「ラヴニカへの回帰」で登場したカードです。
「火想者ニヴ=ミゼット」とは逆の能力になっています。
フォーマットは「パイオニア」以下で使用可能です(2020年2月時点)
ネフィリムとの戦いで隠れ家に身を隠していましたが、サラッとドヤ顔で登場したカードになります。
このカードの英語名
ドラコジーニアス!!!
さすがニヴ様です。
「パルン、ニヴ=ミゼット」が3種類目のカード
2018年に発売された「ラヴニカのギルド」で登場したカードになります。
「パルン」とは「創始者」を示す言葉になります。
イゼット団の創始者ニヴ=ミゼットといった感じです。
凄まじいドヤ顔が良い味出しています。
2020年10月まではスタンダードでも使用可能です。それ以降は「パイオニア」以下のフォーマットになります。
「火想者ニヴ=ミゼット」と似たような能力だが、「打ち消されない」という強力な効果を得てしまっています。
過去のニヴ様史上最強のカードになってしまったようです。
「ニヴ=ミゼット再誕」が4種類目のカード
2019年に発売された「灯争大戦」で登場したカードです。
いつの間にか亡くなっていましたが、余裕の再誕を果たしたニヴ様です。
上記にもありますがこのカードについての記事はこちらにもあります!
ニヴ=ミゼットが集めたくなる(まとめ)
本記事では、MTGのキャラクター「ニヴ=ミゼット」というカードについて書かせて頂きました。
まとめると、「ニヴ=ミゼット」は4種類あります(2020年2月時点)
・火想者ニヴ=ミゼット
ギルドパクト、モダンマスターズ2015、マスターズ25th、From the Vault:Dragons、イゼットVSゴルガリ、ギルドキット「イゼット」、CHAMPSプロモ
・ドラコジーニアス、ニヴ=ミゼット
ラヴニカへの回帰、モダンマスターズ2017
・パルン、ニヴ=ミゼット
ラヴニカのギルド
・ニヴ=ミゼット再誕
灯争大戦
再録先のカードもすべて集めるのであれば、全部で11枚ですね!
1種類のキャラクターのカードを集めるのもコレクションの魅力ですね。
キャラクターコレクター!良いかもしれません。
マジック・ザ:ギャザリングには沢山のキャラクターがいるから、集めがいがあります!(`・ω・´)キリ
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