マジック:ザ・ギャザリングの人気フォーマット
『統率者』
僕はSNSなどで、統率者の話題がとても楽しそう!と思いながらプレイしたことないのでいつも指をくわえて眺めてます。
2020年11月20日に統率者向けのセット「統率者レジェンズ」も発売されるため、このフォーマットをプレイしている方は、さらに楽しみが加速していることでしょう。
最近はどこを見ても統率者!EDH!コマンダー!!(すべて同じ意味)
・統率者の基礎的なルールが知りたい
・統率者レジェンズから「統率者」を始めてみようかな?と思っている
・MTGが好き
などなど
『統率者』の基本的なルールについて
デッキには統率者にするカードが必要
・「伝説の」クリーチャーと書かれているクリーチャー
・統率者として使用できると書かれているプレインズウォーカー
・「共闘」と書かれているカード
統率者レジェンズの構築済みデッキは
潮流を切り裂け(デッキ名)では《円渦海峡の暴君、アシー》
戦いに備えよ(デッキ名)では《鋼の魂、ワイレス》
が統率者(ジェネラル)として採用されています。
どちらのカードもクリーチャータイプの書き方が、「伝説のクリーチャー」となっているため統率者にすることが可能です。
統率者レジェンズの「パック」に収録されている、プレインズウォーカー2種類です。
どちらのカードも「統率者として使用できる」と書かれているため、統率者(ジェネラル)に採用しても良いカードになります。
これが書かれていないプレインズウォーカーは統率者にできません。
「共闘」を持つカードは「お互いに」共闘を持っていればその2枚を統率者として使用しても良いルールとなっています。
上記の2種類のプレインズウォーカーは、「共闘」と持つため2枚を統率者にして使用可能です。
注意点として片方しか「共闘」がない場合は2枚にすることができません。
いやいや、この感じで伝説のクリーチャーじゃなかっただなんて嘘でしょ?元帥 pic.twitter.com/wyO0cgzaFC
— きゅーぶ (@cube_mtg) November 3, 2020
統率者のデッキは100枚
統率者のデッキは「ハイランダー」というルールが適応されていて、さらに100枚ぴったりにしなければいけません。
ハイランダー:「基本土地カード以外のすべてのカードは、1つのデッキに1枚までしか入れることができない」という構築のルール、またはそのようなルールで構築されたデッキのこと。
参考:MTGwiki
この100枚の中には統率者「ジェネラル」も含まれています。
・統率者1枚 + 99枚(基本土地以外はすべて1枚)
・共闘統率者2枚 + 98枚(基本土地以外はすべて1枚)
といった形で構築します。
使用感を考えると、スリーブの裏面が「マット加工」されたものが良いと思います。
加工されていない滑りが良いスリーブだと崩れる可能性が高いです。
デッキに入れることができる「色」は統率者に依存する
固有色:カード自身の色(色指標や特性定義能力によって定義されたものも含む)に、そのカードのマナ・コストおよびルール文章に含まれるマナ・シンボルの色を加えたものである。
参考:MTGwiki
《円渦海峡の暴君、アシー》はマナコストに緑と青があるため、このカードを統率者にした場合、緑と青、さらに無色のカードしかデッキに採用することができません。
この色が含むカードで、別の色も入っているカードは採用できません。
例えば:
2色のマナを生み出す土地「(緑)か(赤)」など
文章に別の色が含む場合「(赤)で起動する効果」、「(緑/赤)」など
《刃を咲かせる者、ナジーラ》は赤のカードですが、テキストに全色入っているため、統率者にした場合は全色入れることが可能です。
統率者領域
選んだ統率者カードはデッキに入れず、「統率者領域」という場所に公開した状態で置きゲームを始めます。
・統率者は「統率者領域」から唱えることが可能です。
→基本的には自分のターン、「瞬速」持ちだったらインスタントタイミングなど、唱えることのできるタイミングは他のフォーマットと同じです。
・統率者は除去など場から離れる状況になった場合、「統率者領域」に戻すことが可能です。
→可能なので、戻さなくても良いです。どちらか選べます。
墓地か追放に置かれる場合、一度その領域を経由して統率領域に戻る。
手札かライブラリーに置かれる場合、その領域を経由せずに統率領域に戻る。
参考:MTGwiki
経由する場合はそこに行くことによって発動する効果が使えます。
・「統率者領域」に戻ったら、召喚コストとは別に追加マナを支払えばまた唱えることが可能です。
→追加マナは、1回ごとに(2)増えていきます。最初に戻って唱える時は召喚コスト+(2)、2回目は召喚コスト+(4)となります。
統率者のカードはデッキに入れないため、別のしっかりしたスリーブに入れたりしています。
オススメは「フルプロテクトスリーブ」です。
透明な紫外線カット機能付きのケースになります。大事なカードがしっかり守られてさらに特別感が出るのでとても良いですよ。
統率者カードはサイズが大きいものも存在しています。
その時はこのフルプロテクトスリーブのWサイズがオススメです。
こちらも統率者の大判カードのサイズにぴったりです。
対戦は3~4人でするのが一般的
基本的には4人で遊ぶフォーマットになります。
3人でもできますが、4人が一番安定しているようです。
・ライフポイントはそれぞれ40点
他のフォーマットとは違い倍のライフポイントになります。
0点になったら脱落していき、最後まで残った人が勝者です。
統率者の戦闘ダメージで21点以上を与えると、与えられたプレイヤーは敗北します。
1枚の統率者から与えられたダメージになりますので、他のプレイヤーの統率者の合計ではありません。
それぞれの与えられたダメージを覚えておく必要があるので、メモ用紙などあれば便利です。
フォーマット「統率者」の禁止カード
フォーマット「統率者」はマジック:ザ・ギャザリングのすべてのカードプールから選ぶことができます。
ただし、下記の禁止カード以外です。
《Ancestral Recall》
《天秤》
《生命の律動》
《Black Lotus》
《陰謀団の先手ブレイズ》
《Chaos Orb》
《合同勝利》
《チャネル》
《引き裂かれし永劫、エムラクール》
《上位の空民、エラヨウ》
《Falling Star》
《Fastbond》
《閃光》
《けちな贈り物》
《グリセルブランド》
《エメリアの盾、イオナ》
《カラカス》
《トレストの使者、レオヴォルド》
《Library of Alexandria》
《限りある資源》
《呪文追い、ルーツリー》
《Mox Emerald》
《Mox Jet》
《Mox Pearl》
《Mox Ruby》
《Mox Sapphire》
《一望の鏡》
《パラドックス装置》
《原始のタイタン》
《クルフィックスの預言者》
《繰り返す悪夢》
《ラノワールの使者ロフェロス》
《Shahrazad》
《隔離するタイタン》
《星の揺らぎ》
《森林の始源体》
《Time Vault》
《Time Walk》
《修繕》
《トレイリアのアカデミー》
《企業秘密》
《激動》
《世界火》
《ヨーグモスの取り引き》
さらに
・「策略」のカード・タイプを持つ25種類のカード。
・「アンティ」に関する9種類のカード。
・人種や文化に対し攻撃的なアート、テキスト、名前、またはそれらの組み合わせを持つカード。
統率者レジェンズ構築済みデッキの内容
2020年11月20日発売の「統率者レジェンズ」には、上記でも書いた内容ですが2種類の構築済みデッキが発売されます。
・潮流を切り裂け(デッキ名)
・戦いに備えよ(デッキ名)
MTG公式より統率者で遊ぶにあたって、こんな指標があります。
この目安から言えば、おそらく今回の構築済みデッキは
レベル1~4あたりになると思います。
ただ、販売価格にしてはしっかり構築されており良いカードばかりなので、手始めにやってみる分にはオススメのデッキになると思います。
そして、同じくらいのレベルのデッキを所持している方と遊ぶと、より統率者が楽しく感じるのではないでしょうか。
統率者デッキ「潮流を切り裂け」
このデッキの統率者は《円渦海峡の暴君、アシー》になります。
効果としては
・追加の土地をプレイ
・土地が出るたび1枚ドロー
このデッキリストを見る限り、土地を出すことで自軍を強化していくコンセプトになると思います。
メカニズム「上陸」を上手く活用する感じです。
土地を出すという点を強化するための統率者で、1ターンに2枚土地を出し上陸を促し、さらにドローをしてサイクルを回していく動きですね。
自身も5/5と強いですし、他の上陸効果で強化もされるため、放っておくと大変なクリーチャー軍団が完成します。
緑の土地サーチや、青のカウンターも入っているため自分の目的を達成しやすい構築になっていると思います。
統率者デッキ「戦いに備えよ」
このデッキの統率者は《鋼の魂、ワイレス》になります。
効果は
・トランプル
・攻撃するたび、付いている装備やオーラの枚数につきドロー
デッキリストを見る限り、装備、オーラが豊富だっため《鋼の魂、ワイレス》を育てていくコンセプトとなりそうです。
大量にオーラを付け、装備して統率者を強化して統率者ダメージを狙っていく作戦ができそうです。
そして攻撃するたびのドローによって、さらに《鋼の魂、ワイレス》の強化に繋がるカードを引くことができるのが優秀ですね。
さらに、白の除去系のカードや赤のダメージ除去系のカードで対戦相手のクリーチャーを除去していき、統率者ダメージを通しやすくしていくことも可能です。
最後に
統率者は100枚と多いデッキになります。
どんどん楽しくなっていくと、
サーチカードやドローカード
マナ加速カード
などが必要と思ってきます。
これらはシングル価格がそれなりに高額です。
しかし、安心して下さい。
皆さんこう言ってくれると思います。
「EDHは4枚じゃなくて1枚だけ買えば良いから!お得!」(^ω^)
さぁ統率者(EDH)の世界へレッツゴー!!
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