マジック・ザ:ギャザリングで誰もが格好良いと思えるカードがあります。
いや多分。
少なくとも、僕は超カッコイイと思ってます。
それがこちらのカードです。
『漆黒のドラゴン』
どうですか?トキメキを感じましたか??
めちゃんこ格好良いでしょ?
今回の記事は、この「漆黒のドラゴン」について書いていきます。
・MTGのカードが好きだ
・漆黒のドラゴンについて知りたい
・ポータルについて知りたい
「漆黒のドラゴン」というカード
(5)(黒)(黒)
クリーチャーの召喚
飛行
漆黒のドラゴンが戦場に出たとき、あなたは「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる」ことを選んでもよい。
5/4
1997年に発売された「ポータル」というセットに収録されているカードです。
7マナと召喚するためのコストは重いですが、5/4飛行でハンデス(手札破壊)の効果が付いているのでそれなりに強いカードでした。
イラストの格好良さで、当時から現代にかけてコレクターにとても人気のあるカードの1枚です。
「ポータル」は英語版の生産量が多く、日本語版の生産が極端に少なかったセットになります。
なので、英語版より日本語版の方が貴重で、カード価格も日本語版の方が高いです。
2020年1月時点の相場は
英語版 ・・・ ¥1,200~¥1,600
日本語版・・・ ¥3,500~¥4,500
となっております。
「漆黒のドラゴン」はFoilもあります
ヤバくない??(語彙力の低下)
輝きのある「漆黒のドラゴン」は見る者すべてを虜にしますね(誇張表現)
このFoilは2008年に発売された「From the Vault:Dragons」という限定生産のカードセットに収録されています。
MTG15周年を記念したセットで、日本国内では1000個限定で販売されています。
すべて英語版のみです。
このセットは超格好良いドラゴン関連のカードが15種類、すべてFoilで収録されているカードセットになります。
「漆黒のドラゴン」描いたアーティスト
この超格好良い「漆黒のドラゴン」を描いたアーティストは
『Donato Giancola』さんです。
ファンタジーアートで有名なアメリカの画家です。1967年生まれ。
MTG以外でも雑誌や本などでも彼のイラストは活躍しています。
Donato Giancolaさんの公式ウェブサイトはこちら
彼のMTGのイラストはたくさんあります。
例えばあの特徴的なアーティファクトのカード
「ミラーリ」や「金属モックス」は彼の作品です。
その他には、「漆黒のドラゴン」と同じポータルに収録されている「大天使」というカードをご存じでしょうか?
ポータルの方は違うアーティストの作品ですが、その「大天使」のプロモカード(右イラスト)は彼の作品になります!
どちらも素晴らしいイラストですよね。
さらには「エルドレインの王権」など2019年にも担当イラストが存在しています。
「真実の愛の口づけ」は彼の作品なんです!神秘的で吸い込まれそうなイラストです。
あとはなんといっても、あの有名なカードも彼が担当しています!!
「シヴ山のドラゴン」です!!
初期のイラストではなく、こちらのイラストは彼の作品なんです!!
MTGにおけるポータルとは
「漆黒のドラゴン」が収録されている「ポータル」というセット。
実は、結構特別なセットなんです。
ポータルはマジック・ザ:ギャザリングの初心者向けセットとして発売されました。
どう特別だったのかというと、
発売当初は、ポータルのセットのカードでしか対戦することができなかったのです!
初心者向けということもあり、「クリーチャー」「ソーサリー」「基本土地」という比較的効果がシンプルなものしか収録されていません。
それでいて、このセットのカードは他のエキスパンションと混ぜて遊ぶものではないと当時の開発チームは言っていました。
なので「ポータル」は「ポータルというカードゲーム」で「マジック・ザ:ギャザリング」ではないとまで言われていたのです。
しかし、現在は「ポータル」も混ぜて遊んでも大丈夫です!
「ポータル」のカードの特徴
MTGの他のエキスパンションとは違って「ポータル」ならではの特徴があります。
・クリーチャータイプが存在しない
・パワータフネスのところにアイコンが使用されている
クリーチャータイプとは「ゴブリン」とか「ドラゴン」とかになりますが、ポータルではすべて「クリーチャーの召喚」という表記になります。
※現在ではオラクルの変更により、どのクリーチャーもタイプが与えられています。
そして、パワーには剣のアイコン、タフネスには盾のアイコンが使用されています。
このアイコン、個人的にめちゃくちゃ好きなんです。
だって格好いいから(笑)
これは「ポータル」のカードの魅力の1つですよね。
有名なカードのイラスト違いがある
「ポータル」は色々なカードの再録がされています。
当時有名だったカード(今でも有名)も再録されていて人気です。
例えば
「ハリケーン」「ハルマゲドン」「神の怒り」などがあります。
再録前のイラストはこちらです。
英語版に関しては、アルファやベータでしか黒枠がなかったため、イラスト違いですが黒枠目当てでポータルを購入する人が多かったらしいです。
ドラゴンサイクル?
「ポータル」には「漆黒のドラゴン」以外にもドラゴンが存在します。
「純白のドラゴン」「雲のドラゴン」「炎のドラゴン」「火山のドラゴン」です。
あれ?ドラゴンサイクルかな??と思いましたが緑のドラゴンはいませんし、赤に2体もドラゴンがいます。
しかも、「純白のドラゴン」と「火山のドラゴン」は再録カードでした。
ストーリー上での「ポータル」
マジック・ザ:ギャザリングのストーリーでは、「ポータル」というのは次元と次元を繋ぐ門のことを言います。
MTGでは色々な世界があってその1つ1つを「次元」と呼んでいます。
プレインズウォーカーはその次元を渡れる能力を持っていますが、能力を持っていない種族はポータルを使って行き来したりしています。
だから、色々な次元に同じ種族が存在したりするのです。
この発売された「ポータル」というセットは初心者向けです。
勝手な妄想ですが、僕らがMTGの世界という次元に行く初めての手段の1つとした意図で発売したかもしれませんね。
実際に僕もこの「ポータル」を使ってMTGという次元で遊んでましたしね!
漆黒のドラゴン(まとめ)
なんだか途中からポータルの紹介になってしまいましたが、反省はしていません。
とりあえず、ポータルも「漆黒のドラゴン」の話題があってこそですからね!(←?)
「漆黒のドラゴン」についても「ポータル」のカードについても興味を持って頂けたら嬉しいなと思います。
MTGの世界は魅力的なカードばかりです。
いろんな方面からMTGに興味を持って頂ける、素晴らしいカードゲームと思います。
1つの趣味として楽しんでいきましょう!
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