2020年9月25日に発売のマジック：ザ・ギャザリングのエキスパンション
『ゼンディカーの夜明け』
まだ発売前の段階で、MTGアリーナのアーリーアクセスなどで先行で使用している内容を見ました。
そこで、色々な人が新カードを使って実際に使用した結果、「あれ？これは強い」と思うカードが続々登場します。そうやって強さをどんどん見つけていくアニキたちは本当に凄いなぁと思います。
そこで話題になったカードの1枚
『創造の座、オムナス』
プレリリースやアーリーアクセス前の予約価格に比べて、かなり値上がりしているので
「どうして！？」
と思ったため、少し調べてみました。
当初はオムナス収録ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!やったー！でもガチデッキには入れにくいかもなぁくらいの評価だったのに、今の環境はすでにオムナスが入ったデッキが多いです。
どんな感じで使われているのか調べてみた内容をまとめます。
ルールに対して書いている内容がおかしかった場合は、優しく指摘頂けると幸いです。
4ｃオムナス
『創造の座、オムナス』のカラーが赤緑白青の４色なため、４ｃ（カラー）オムナスというデッキ名が付いています。
よくよく調べてみるとオムナスが単体で強い！というわけではなく、オムナスを含むこの４色を上手く回した結果凄い爆発力があるデッキになっています。
創造の座、オムナスの効果
①場に出たら１枚ドロー
②上陸
・１枚土地を出す→４点回復
・続けて２枚目の土地を出す→赤緑白青を加える
・続けて３枚目の土地を出す→対戦相手とPWに４点ダメージ
単体の効果は全て発動すればかなり強力ですね。
しかし、
・召喚に４色必要
・上陸効果をすべて使うには、１ターンに３枚も土地を出す難易度
これらを考えると「創造の座、オムナス」を出すだけでは１ドロー毎ターン４点回復4/4クリーチャーです。（ん？結構強い）
４ｃオムナスではこの上陸効果、特に４マナ出す効果を利用してマナブーストし、本体のパワーに加え、盤面を加速的に成長させて殴って勝つという流れになります（かなり簡潔な説明）
マナブーストや上陸効果を助けるカードたち
４ｃオムナスのキーとなるカードは『水蓮のコブラ』です。
なんというか、オムナスが強いというよりこのカードが強いから、オムナスの評価が上がったみたいな感じに思いました。
基本的に２ターン目には出したいカードです。
上陸効果が非常に強力で、土地を出す度に「好きな色のマナ」が１つ出せます。
伝説のクリーチャーではないので、場に何枚も出せるため２体３体と並べると、土地を出すだけで２マナ３マナと・・・。
かなりのマナ加速が見込めます。
『イリーシア木立のドライアド』も、４ｃオムナスではほぼ必須と言えるカードになります。
このカードがあることにより、１ターンに２枚土地を出してもよくなります。
この効果により、上陸がかなり捗るのです。
さらに、自分の土地がすべての色のマナを出せる土地に変わるため、４色という多い色のデッキでも必要な色マナがすぐに集まります。
このカードは「創造の座、オムナス」の早期の召喚を助け、さらに上陸（２回）を容易に達成させることができるカードなのです。
オムナスの連続上陸効果を簡単に達成させることができる『寓話の小道』です。
現スタンダード環境の唯一のフェッチランドです。
このカード自体が土地なため、セットしたら１回目の上陸が達成します。
さらに効果を使ってライブラリーから基本土地カードを場に出すと、２回目の上陸が達成できます。
足りない色の土地を取って来れることと、上陸も２回達成できることによりかなり強力なカードになっています。
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この３枚は「創造の座、オムナス」を最速で場に出すことを可能にして、かつ上陸効果の達成を助けてくれることで４ｃオムナスのキーカードたちになります。
そもそもオムナスよりこの３枚が目立って動くので、オムナスの影が薄いです。
４ｃオムナスのマナ加速と上陸を助けるカードとして「自然の怒りタイタン、ウーロ」も強力です。
このカードが、フィニッシャーにまでなってくれるためヤバイです（語彙力）
基本は３マナソーサリーとして扱うのですが、１ドロー、３点ゲイン、土地セットにより戦況的にアドが稼げます。
土地がセットできることで上陸効果も促せるため強力です。
マナブーストしたら根本原理で勝負を決めにいく
早い段階で充分にマナが貯まるので、そのタイミングで「発生の根本原理」を唱えます。
非常に重たいマナコストですが、このデッキだと結構容易に支払うことが可能です。
デッキの上から５枚見て、その内「望む数」のパーマネント・カードを場に出すことが出来ます。
パーマネント・カードとは
・クリーチャー・カード
・エンチャント・カード
・アーティファクト・カード
・プレインズウォーカー・カード
・土地・カード
になります。
これにより５枚のカードを、ほぼすべて場に出すことが可能です。
例えば
相手にしたらホントに辛い、「精霊龍、ウギン」とか。
オムナスもまだ場にいなければ、そのまま出すことも可能です。
土地もあれば出せるので、上陸も捗ります。
発生の根本原理を打つのは、このデッキの１つの目標になるような感じに思えます。
フェリダーの撤退が強力
別の勝ち筋としても使われているカードです。
『ゼンディカーの夜明け』に収録されている新カードになります。
上記に書いた
・水蓮のコブラ
・イリーシアのドライアド
・寓話の小道
・自然の怒りタイタン、ウーロ
により「上陸」を連鎖させることができるデッキなため、この「フェリダーの撤退」がかなりの強さを発揮します。
このカードは土地が出る度
・2/2クリーチャーを生み出す
・自分の各クリーチャーの上の+1/+1カウンターを置く、警戒をターン終了まで得る
のどちらかを選んで発動することができます。
早い段階で2/2の猫が沢山生み出されて、さらにはカウンターを置いて強化できるのです。
オムナスとか関係なしにこれだけで勝てる場面も見ました。（オムナスが凄いって記事なのに・・・）
猫トークンだけではなく、
水蓮のコブラやイリーシアのドライアドまで一緒にフィニッシャーに成り得るため、とても強く見えました。
そこにオムナスやウーロが加わるともうダメですね(´ー｀)
最後に
「創造の座、オムナス」が強い！というより４ｃオムナスが強い！と個人的には調べてみて感じました。
オムナスを絶対出すことをしなくても、勝ち筋が沢山あるデッキです。
もちろんオムナスが出るとかなり安定するのは確かです。
デッキが回った時の爆発力が凄く、おそらく使ったらとても楽しそうです。
オムナスは神話レアでさらに勝率も安定する要因となりますので、値上がることも納得しました。
まだ発売前の情報になりますので、発売後どんな感じになるのか楽しみですね。
色々メタもできて、さらに凄いデッキも現れていくんだろうなと思います。
個人的にはキャリクスがヤバイ！ってなって欲しい(´･ω･｀)
スタンは厳しいかな。
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