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【雑記】むかしむかし、むかしむかしというカードがありまして

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むかしむかしあるところに、実はそんな昔の話ではないのですが「むかしむかし」というカードがあったそうな。

 

めでたしめでたし。

 

 

2020年3月9日卒業式シーズンの中、無事「フォーマット:モダン」をご卒業されました。

「むかしむかし」

 

むかしむかしの沿革

2019年10月4日「エルドレインの王権」で輝かしく初登場、カエル顔の騎士が森の中を歩いているイラストとして筆者の中で話題に。

2019年11月22日「フォーマット:スタンダード」をご卒業。晴れて禁止カードに指定される。初動の価格高騰の時に3枚パックから当たっていた筆者は涙目になる。

2019年12月3日「フォーマット:パイオニア」をご卒業。ついに2冠を達成。イラストは「王冠泥棒、オーコ」の後を追うようなイメージを示唆しているのでは?と勝手に妄想した筆者。ここでカエル顔ではなく騎士の兜の後ろ頭だと気づく。衝撃が走る。

そしてついに、オーコよ。お前だけ特別扱いはさせねーぞと、

2020年3月9日「フォーマット:モダン」をご卒業。もう少し使ってる人やシングルで買った人の気持ち考えて?

こんな新規のカードが次々と色々なフォーマットで禁止になったら、新規参入者はどう思う?せっかく、強いし使ってみようと思って購入したカードが「あ、それ使えないよ?ルール的に」って言われたらやっぱりポケモ○カードに行っちゃうんじゃない?ポケモン可愛いし。

MTGよりルールが複雑じゃないし、みんなに愛されているポ○モンに行っちゃうよ。そんなの僕らじゃ止められない。どうにかしてよ!うぃざえもーんほんとテストプレイしてる!?

?「テストプレイした結果いけると思ったんや」

そうかすまない、僕が悪かった。

 

この記事は、「むかしむかし」が禁止になって悲しいなっていう内容です。

雑記なので、「むかしむかし」ってそんなカードもあったんだなぁって感じで読んで頂けると幸いです。(ま、まだレガシー以下では使えるっ)

「むかしむかし」とはどんなカードだったのか(過去形)

この呪文があなたがこのゲームで唱えた最初の呪文であるなら、あなたはこれを、これのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

条件はあるが、マナなしで唱えることができる。

2マナを払わなくて良いってとてもお得、お得過ぎる。

あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からクリーチャーか土地であるカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

衝動的ドロー効果!

この衝動というのはビジョンズで登場した「衝動」というカードから来ています。

「むかしむかし」というカード1枚で、「クリーチャー」か「土地」のどちらかにも成り得ます。

それにより最初の7枚に「むかしむかし」があれば、いきなり安定する手札にすることが可能です。

 

このカードだけ見ると、最初の手札にあったらラッキーだけど2枚以上あったら初手で0マナで使えるのは1枚だけだし、そこまでゲームバランスを崩すほどのカードじゃないね。と思ってました。

しかし、MTG兄貴たちはこのカードの強力さにいち早く気づいて、とても広く使われるようになったのです。

そもそも、緑が絡むデッキにはほぼ採用しても問題ないカードですやん。効果的に。

オーコのついでに禁止されるスタンダード環境

「王冠泥棒、オーコ」。

スタンダードではこのカードが採用されたシミック系のデッキが蔓延する事態になりました。

もちろん、シミック系のデッキには緑が絡むことと、序盤の安定を確保できる「むかしむかし」も合わせて採用されているのは仕方ないことですよね。

【MTG】王冠泥棒、オーコが登場してから凄く強いらしいのでその暴れ方をまとめてみた2019年10月4日(金)に発売された「エルドレインの王権」に収録されている プレインズウォーカー 王冠泥棒、オーコ ...

 

《王冠泥棒、オーコ》はデッキの軸となるクリーチャーやアーティファクトを締め出すことによってメタゲームとスタンダードのゲームプレイの多様性を減少させています。最終的に、オーコのパワー・レベルは現在のメタゲームにとって健全なものや『テーロス還魂記』以降の将来の環境の意図したものよりもよりも高いことが証明されました。

緑の支配に対処するために、我々は《むかしむかし》と《夏の帳》も環境から取り除くことを選択しました。《むかしむかし》は《王冠泥棒、オーコ》と並んでこの環境に緑が蔓延した主な理由の1つです。このカードは強力な初動の高い安定性に貢献し、他の色ではできない高いレベルで序盤のマナ基盤を提供します。このアドバンテージはマナ基盤に柔軟性が少ない5セットのカード・プールのスタンダードの状況下においては特に重要です。MTGアリーナのデータは《むかしむかし》を取り除くこともしなければ緑のデッキは今後も引き続き強力で安定性を持つと示しています。

MTG公式サイトから引用

 

オーコがゲームバランスを崩しているからオーコ禁止だ!(まぁ分かる)

オーコのおかげで緑が増えた!そのデッキを安定させる「むかしむかし」と「夏の帳」も禁止や!!オーコいなくなってもその2枚が残ってたら同じことなんや!!(つらたん)

「むかしむかし」のカードパワーはこの時点で明らかになっていたようです。

ウィザーズは言ってます。緑を強くし過ぎてしまったよ。って。

 

なんでや!なんで刷ったんや(´;ω;`)

 

オーコより先に逝ったパイオニア環境

実は、パイオニアでは「王冠泥棒、オーコ」より先に禁止になったというとても名誉ある(?)偉業を達成しています。

個人的には新作の「エルドレインの王権」の看板カードであるオーコをことごとく禁止にしてしまったら、パックの売り上げにも響く!企業努力!的な感じかと思いましたがオーコはその1週間後に禁止されました。

「むかしむかし」を禁止にして様子を見てやろうとした思惑だったのか、全然変わらなかったのでしょうね。

 

パイオニア禁止制限における対象カード 2019.12.3

・《密輸人の回転翼機》を全面に押し出した黒単アグロおよびその他のアグレッシブなデッキの強さ。

・《死者の原野》ランプ・デッキによるコントロールと対応型デッキの抑圧。

・《むかしむかし》を成功の主な共通要素とした緑のデッキの全般的な流行と支配。

結果として、我々は《密輸人の回転翼機》、《死者の原野》、《むかしむかし》をパイオニアで禁止することを選択しました。これらの変更がアグレッシブなデッキの多様性を高め、メタゲーム内での対応型およびコントロール・デッキの役割を明確にし、競技的なデッキの色のバランスを良い方向へ向かわせると考えています。

MTG公式サイトから引用

「むかしむかし」は安定性を高め過ぎるカード!!

色々なデッキの可能性を潰しているんや!!

 

なんでや、だからなんで刷ったんや( ;∀;)

 

そうかやっぱりモダンでも禁止になっちゃうよね

モダンは神ジェイスが許されているフォーマット。さらに言えば禁止だった石鍛冶さんも解禁された素晴らしい環境。なのに!なのにっ!オーコや「むかしむかし」は許されない。ついでにホガークも許さない!!

最強のプレインズウォーカーの名を手に入れたオーコはもう仕方ない。「むかしむかし」はじわじわと禁止にされて可愛そうじゃないか!モダンで遊ぶために購入した人もいるんだぞ!!

なんで刷ったんや!うぃっざーーーっっず。

ここ数か月で、《むかしむかし》はモダンで最もプレイされているカードの1枚となり、いくつもの最も普及率が高く勝利しているデッキに貢献してきました。《むかしむかし》のもたらす安定性はメタゲーム内の他のデッキと比較してはるかに安定した序盤のゲームプランの成立を可能とし、ゲームプレイの進行の多様性を損なう結果になりました。将来的に、《むかしむかし》はクリーチャーや土地に基づいたコンボを簡単に揃えることができてしまうというデザイン上の制約を引き起こします。多様性のあるゲームプレイを促進し将来のリスクを軽減するため、《むかしむかし》はモダンで禁止となります。

MTG公式サイトから引用

また禁止の理由が「採用デッキが安定するから!」って!!

人間は安定を求めるものぞ!!!(´Д`)

将来のモダンのゲーム性の安定のために禁止??そっちの安定を取っちゃいましたか・・。

アミュレットタイタンとか緑トロンとか、緑が絡むデッキにはほぼ採用されてた「むかしむかし」。「むかしむかし」が無くなってもデッキ解体まではいきませんが、揃えちゃったらやっぱり悲しいです。

パックで3枚当たった「むかしむかし」でモダンデッキ作ろうかなって思ってました!アミュレットタイタン作ろうと思ってました!僕は悲しいです。

ぽつんと残った「むかしむかし」はもうレガシーに行くしかない。しかし、僕のレガシーはデルバーデッキを作ってる最中です。「むかしむかし」を入れる?まだ黒だったら良かったけどねっ!ちくしょー。

 

レガシーはそんな簡単にデッキを作れるような環境じゃないんだぞ!(資金的に)

 

 

「むかしむかし」とはどんなカードだったのか?

緑が絡むデッキをとても安定させるカードだった。だから禁止にした。

 

まとめ

1993年から登場したカードゲーム「マジック・ザ:ギャザリング」。

歴史はどのトレーディングカードより長いです。最初の方はそれぞれのカードにメリットはあってもそれに伴うデメリットもあってゲームバランス的に調整されていました。

いや、パワー9やデュアルランドを見る限り最初の最初はそうでもないですね。

しかし途中のブロックからは、単体でのカードパワーが強すぎるカードはそんなに出ていなかった感じです。

ですが、「エルドレインの王権」では2種類ものカードでやらかしてしまってますね。

実際、これだけフォーマットがあってカードの種類があり、とても多くのデッキがある中でバランスの取れたカードばかりを約3ヵ月ごとに発売するのは凄く大変なことだろうなと思います。

逆に考えて「エルドレインの王権」は何か線引きのような実験をしたのではないのかな?ともポジティブな目線で見ちゃいました。

ここまでのカードパワーを刷ってしまうと、やはり環境が偏るなっていうことを調べたかったのでしょう。(小並感)

ほら、次に出た「テーロス還魂記」では強いカードはあったものの、禁止は出てないでしょ?

え?「死の国からの脱出」?レガシーで禁止?うぃざーずさん(´・ω・`)

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まぁそんな試みを仮にしていたとしても実際にお金を落としてるユーザーからしてみたら、おいうぃざーずよしっかりしろよ。って感じですよね。

とりあえず、僕が言いたいのは「禁止に怯えて気持ち良くカードを買えないのは辛いぞ!」ってことです。

せめてスタンダード落ちするまでは使えるようにしないと、新規参入者に見切られちゃう。

基本的にカードを購入する理由は、カードゲームを楽しみたいからなんだから!

おしまいっ

 

きゅーぶ
きゅーぶ
ここまで読んで頂きありがとうございました。どうもCUBEでした。

 

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