ストレージ整理をしていると、僕が昔マジック・ザ:ギャザリング(以下、MTG)をやっていた時に、集めていたカードたちが出てきました。
そのカードたちは当時スタンダードで猛威を振るい、全盛期では高額な値段で販売されていました。
しかし、現在蓋を開けてみると
軒並み下がっている(;´Д`)
当時、プレイしていて収集していたカードなので、将来の値上がりなど全く考えてはいませんでした。
ですが、最近またMTGを復帰してみると昔すごく安かったカードや注目されていなかったカードが、めちゃくちゃ高額になってるじゃありませんか!
ということは、当時強かったカードや価格が高かったカードの値上がりは半端ないものなんじゃないのか!!!
そう期待した僕を見事に打ち砕いてくれましたよ。
投資をしているつもりはありませんでしたが、結果だけ見ると
投資失敗です・・・
今回の記事は、
・このカードたちが何故下がったのか
・逆に上がったカードの特徴はどのようなものなのか
・2020年時点ではどんなカードを購入しておけば将来嬉しくなりそうか
などを僕なりに書いていこうと思います。
・1つの考えとして見て頂けたら幸いです。
・MTGをよくご存じの方にとっては、「当たり前」のようなことを書いているかもしれませんのでご了承下さい。
他の見方として「あ、このカード懐かしい!」とか、「こんなカードあったんだ!」とかそんな感じで見て頂けると個人的には嬉しいです。
最初に結論
当時高額だったカードが下がっている理由として考えられること
・「当時の」環境では強かった
・カードプールが広がって上位互換、さらに強いカードが出た
当時はそこまでだったが現在は高額なカードの特徴
・カードプールが広がっても対応可能
→マナ加速
→マナ加速妨害
→デメリットが少ないサーチ機能効果
→墓地利用
などなど
当たり前のことで申し訳ないのですが、ゲーム展開を割と簡単に有利に進めることができる効果のカードが軒並み上がっています。
今後どんなカードが狙い目なのか?
・上記の「現在は高額なカード」の特徴に当てはまるカード
・下環境で活躍しているカード
新しく出たカードで下のフォーマットで活躍、注目されるカードは広いカードプールでも対応できるカードになるので需要が高まります。
昔は、価格変動の時間軸がちゃんと新作ごとに動いていましたが、現在はカードプールが広がっているので逆の見方も大事になってきています。
昔の価格の動き:これが出たから前のカードが下がる > これが出たから前のカードが上がる
今の価格の動き:これが出たから前のカードが下がる < これが出たから前のカードが上がる
これに関しては値上がりとかを気にした場合の話になりますので、単純に楽しむ分には気にしなくても良い内容になります!ご注意下さい。
ストレージから出てきた「昔は」高額だったカード
僕が昔MTGを買っていた時期は。1990年代後半から2000年代の最初のころまでです。
その時期では今回ご紹介するどのカードも、販売価格が¥2,000以上したこともある実績があります。
この価格は当時見ていた「ゲームぎゃざ」という雑誌に掲載されていた情報を、記憶を頼りに書いています。なので若干ブレがあるかもしれません。
発売が古い順からいきます!
当時は高額!ウルザズ・ディスティニーのカード
やはりこのカードでしょう!「マスティコア」
当時、このカードの販売価格ピークで¥4,000を超えていた記憶があります。
当時のスタンダードでは「最強」とまで言われていたクリーチャーです。
毎ターンカードを捨てるというデメリットがあるものの、マナがあればクリーチャーを一掃できたり、再生までする大型クリーチャーです。
「ガイアの揺籃の地」という大量マナを生み出せるカードが、同じブロックにあったのも価格高騰の要因だと思います。
当時はマナ・バーンというルールがありました。マナ・バーンとは生み出したマナを使い切れなかったらその分ダメージになるというルールです。
なので、生み出した大量マナを消費できる点もマスティコアの良いところでした。
マスティコアの当時の強さ
・マナバーンを気にしなくて良い
・マナがあればクリーチャーをそれぞれ倒せる
・再生しちゃう
・アーティファクトで器用なので色んなデッキに採用されていた
そして気になる現在(2020年2月時点)のお値段は!
トリム平均:¥390
最安値:¥162
価格はすべてwisdom guildというサイトを参考にしています。
さらにはこんなカードも持っていました!
イラストがとても好みだったので沢山集めてた「ファイレクシアの抹殺者」
このカードも当時は¥2,000前後で販売されていました。
しかし、現在は・・・
トリム平均:¥171
最安値:¥70
https://cuberoomblog.com/mtg-horror-negator/
現在のウルザズ・ディスティニーの高額カードは?
左から「金属細工師」「アカデミーの学長」「補充」です。
どのカードもトリム平均¥3,000前後です!!
(3)
(T):あなたの手札にあるアーティファクト・カードを望む枚数だけ公開する。これにより公開されたカード1枚につき(◇)(◇)を加える。
1/2
手札のアーティファクトの数だけ1枚につき無色2マナ出せるスーパーマナ加速クリーチャーです。
(3)(白)
アカデミーの学長が死亡したとき、あなたはアカデミーの学長を追放してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
1/2
エンチャントをデッキからサーチして場に出せる、亡くなったら優秀なおじさん!ん?おばさん?どっちだこれ??(;´Д`)
(3)(白)
あなたの墓地にある、すべてのエンチャント・カードを戦場に戻す。(エンチャントできる何かがないオーラは、あなたの墓地に残る。)
墓地に強力なエンチャントを落として、このカードで一気に召喚できるカードです!
当時は高額!メルカディアン・マスクスのカード
デルレイッチ!!
7マナ6/6トランプル!デメリットなしの大型クリーチャーです(`・ω・´)キリ
しかも、3体クリーチャーを生け贄に捧げたらマナコストを支払うことなく召喚できます!!
だからイラストにも3つの顔が!
「暗黒の儀式」などマナ加速を使ったりしたら、上手くいけば1ターン目とかに出せちゃってました。
当時は本当に強かったんです。今だったらすぐ破壊されちゃう(´ー`)
当時の値段は¥2,000前後していました!!
そして現在の価格は
トリム平均:¥109
最安値:¥55
現在のメルカディアン・マスクスの高額カードは?
「食物連鎖」と「リシャーダの港」です。
当時はホントに安かったカード・・・
なんと現在ではトリム平均¥3,000前後です!!
(2)(緑)
あなたがコントロールするクリーチャー1体を追放する:好きな色1色のマナX点を加える。Xは、追放されたクリーチャーの点数で見たマナ・コストに1を加えた点数に等しい。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにしか支払えない。
クリーチャー限定ですが、マナ加速カード!コンボで無限マナが発生します。
(T):(◇)を加える。
(1),(T):土地1つを対象とし、それをタップする。
土地を使わせないぞ!「基本土地」以外もタップできるのでマナ加速を止めていけます!
ここからは連続投下!当時高額だったカードたち
インベイジョンの「ウルザの激怒」!
当時は皆使ってたイメージがあるカードです。
ピークで¥4,000くらいしていました!!
現在の価格は、
トリム平均:¥73
最安値:¥9
プレーンシフトの「終末の死霊」とオデッセイの「影魔道士の浸透者」
「終末の死霊」は出た時はそうでもなかったのですが、「影魔道士の浸透者」と色の相性が良かったために両方とも当時は高騰。
どちらも¥1,500~¥2,500くらいしていました!
現在ではどちらも¥50~¥150です(;’∀’)
アポカリプスの「破滅的な行為」!!
エンチャント版「ネビニラルの円盤」と言われたカード。
当時はやはり¥2,000前後したカードです。
現在は
トリム平均:¥297
最安値:¥130
そして最後に同じアポカリプスのカード!!
魂売り!!!
メリット能力しかない大型クリーチャーカード!!
クリーチャーにダメージを与えるたび+1/+1されるので持ち前の再生と相性が良い。
さらには好きな色になれるのでプロテクションを突破できる強力なカードです。
このカードも当時は「最強のクリーチャー」と言われる程でした。
大体¥2,000後半を推移してました。
現在の価格は、
トリム平均¥55
最安値:¥10
当時高額だったカードたちを見て(まとめ)
本記事では、僕の負の遺産を見て欲しかった内容になります。
いや、負の遺産ではありません!思い出の宝物を見て欲しかった!!
当時は高額だったカードはずっと高い値段を推移しているわけではありません。
高額なのにはそれなりの理由があります。
その理由がなくなってしまったあるいは、上位互換が出てしまったら当然のように暴落するということですね。
それが適応されないカードを上手く見つけて安いうちに集めておけば、将来(・∀・)ニヤニヤできるということです!
こういった見方も、楽しみ方の一種なので参考程度に見て頂ければ幸いです。
昔持っていたカードが値上がりしていたら、やっぱり嬉しいですよね!
昔、遊んでいた方でまだMTGのカードを持っているのであれば、価格を確認してみると楽しいですよ。
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