2020年4月3日に発売される「チャレンジャーデッキ2020」
今回はその中の1つ
「行軍の猛攻」をピックアップしていこうと思います!
・MTGを始めてみようかな?と思って、チャレンジャーデッキの購入を検討している人
・「行軍の猛攻」デッキの使い方を知りたい人
・MTG初心者の方
などなど。
筆者は、プロでも何でもない一般的なMTGが大好きな奴です。
この記事はあくまでも、一例として参考程度に見て頂くようお願い致します。
「行軍の猛攻」は赤単アグロがコンセプト
赤単・・・「赤単色デッキ」の略称。赤のカードと土地とアーティファクト(入っていないこともある)で組まれたデッキのことです。
アグロ・・・積極的に攻めるデッキのことを言います。
赤単色で積極的に攻めていくことがコンセプトです!
では、どうやって積極的に攻めていくのか?
「行軍の猛攻」のデッキリストを確認してみましょう。
「行軍の猛攻」のデッキリスト
価格に関しては、2020年2月中旬に調べたものです。
現在は若干のズレがあると思います。
「行軍の猛攻」のメイン軸は「災厄の行進」
「行軍の猛攻」には攻め立てることができるカードとして、「災厄の行進」があります。
自分の戦場にいるパワーが1以下のクリーチャーが1体攻撃するたび、プレイヤーかプレインズウォーカーに1点のダメージを飛ばせます。
どんどんパワー1以下のクリーチャーを出しつつ、このカードを序盤から出して、攻撃を繰り返し相手にダメージを与えていく戦法になります。
なので、このデッキにはパワー1以下のクリーチャーが沢山採用されています。
俺達、1マナ1/1の弾丸カードたちだぜ!!
「災厄の行進」のおかげで、ブロックされても確実に1点ダメージが飛ばせる鉄砲玉カードです。
それぞれ3枚から4枚採用されています。
・「熱烈な勇者」の強さ
1マナ速攻ということもあり、1ターン目から1点ダメージ与えることが可能です。
さらに攻撃するたびに、他の騎士はターン終了まで+1/+0の修整を受けます。
「熱烈な勇者」が2枚出ていればお互いに強化することが可能です。
しかも、「熱烈な勇者」の攻撃するたびにおける「誘発能力」は「災厄の行進」の攻撃するたびにおける「誘発能力」の前にスタックに乗せることができます。
なので「災厄の行進」で1点ずつ飛ばした後に他の騎士をパワーアップして殴ることが可能なのです。
※スタックは上から解決していくため
ところで「スタック」って何!?と思った方はこちらのサイトがおすすめ!
さらにパワー1のクリーチャーを生み出すカード!
「炎の侍祭、チャンドラ」
このプレインズウォーカーは「災厄の行進」とかなり相性が良いです。
毎ターン、1/1トークンを2体ターン終了まで出すことが可能です。
ということは毎ターン1/1トークン2体で殴って、ついでに2点飛ばせちゃうわけなんです!!
伝説のプレインズウォーカーなので、場に1枚しか出せませんがこのデッキだと強力なカードになります。
このように、大量の1/1クリーチャーを戦場に出していって「災厄の行進」と一緒に攻撃していくと、あっという間に相手のライフポイントを削ってしまいます!
1/1クリーチャーをパワーアップできるキーカード!
「エンバレス城」
(1)(赤)(赤)タップ:ターン終了まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
この効果を発動するとパワーが2になるから「災厄の行進」が発動しないんじゃない?と思うかもしれません。
安心して下さい、1点ずつ飛ばしますよ!(`・ω・´)
1/1クリーチャーで攻撃して「災厄の行進」の効果がスタックに乗ったあとに、「エンバレス城」の効果を発動します。そうすると場のクリーチャーのパワーが底上げされた上に「厄災の行進」でダメージも飛ばせるのです!
さらにダメージを加算して畳みかける強力なカード
「災厄の行進」と大量の1/1クリーチャーだけでも脅威的ですが、さらにこの2枚が戦場に出ると一気に勝負が決まってしまうかもしれません。
「砕骨の巨人」に関しては、「出来事」で2点ダメージを飛ばせることに加えて、クリーチャーとして出しても3マナ4/3という大きいサイズです。相手が単体除去をしようものなら死に際の2点ダメージを与えます。ダメージソースとしてかなり優秀なクリーチャーとなります!
そして、この「行軍の猛攻」の猛攻の第2のキーカード!
「朱地洞の族長、トーブラン」
単純に置物としてとてつもなく優秀な、おっちゃん!!
自分の赤のカードがダメージを相手にダメージを与えるなら、それに2を足すというおかしい効果をお持ちです。
たくさんいる1/1クリーチャーのダメージがすべて3になって、「災厄の行進」のダメージもすべて3になります・・・。
これは、あっという間にライフポイントを削り切ってしまう!強い。
さらにこの「エンバレスの宝剣」という強力な装備カード!
一見、唱えるマナが多いように感じますがこのデッキだとほぼ2マナ確定です。
自分がコントロールしている攻撃クリーチャー1体につき唱えるコストが(1)減るんです!
4体くらい、普通に場にいそうですよね!
+1/+1の修整と、二段攻撃とトランプルまで持つようになる素晴らしい剣です。
二段攻撃:先制攻撃と通常の戦闘ダメージの両方を与える
(先制攻撃:先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
トランプル:余剰の戦闘ダメージをそれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。
これにより相手のチャンプブロックといった、時間稼ぎを許すこともなく畳みかけることが可能になります。
「舞台照らし」と「遁走する蒸気族」
メインではありませんが、この2枚もとても強力なカードです。
赤単は、早い展開で回していくのでドローで基本土地ばかり出てしまって負けに繋がることもあります。(土地ばかり出て何もできない)
それを少しでも解消できるのが「舞台照らし」です。
赤単なので「絢爛」という効果も達成しやすいこともあり実質1マナで2ドローできるような動きができます。
さらに引いたカードを次のターンまでプレイ(唱える、起動する)しても良いので、「遁走する蒸気族」と相性がとても良いです。
「舞台照らし」で盤面の調整をしていって、「遁走する蒸気族」にカウンターを乗せて大きい打点を得る!こんな動きも可能になります。
チャレンジャーデッキ「行軍の猛攻」(まとめ)
デッキの使う流れとしては、
①パワー1のクリーチャーをどんどん繰り出す。
②2ターン目には「災厄の行進」を出していく。
③チャンドラで1/1の数を底上げ
④トーブランで打点を増やす
⑤エンバレス城や宝剣でパワー底上げでダメージ加算
⑥積極的に攻めて攻めまくって勝利!
みたいな感じです。
デッキとしてほぼ完成しているので、購入してからそのまま使っても楽しいと思います!
これをさらに改良するなら
・「エンバレスの宝剣」の枚数を増やす
・1/1トークンを多く生み出せるカードを加える
→「駆け回る物焦がし」など
・火力が高い呪文を入れる
→「溶岩コイル」や「丸焼き」など
などと思います。
回しやすいデッキだと思うので、最初はそのまま遊んで慣れてきたら好みのカードで改良しても面白いと思います!
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