マジック:ザ・ギャザリングのマスターズシリーズ
『ダブルマスターズ』が発売されて5日目。
マスターズシリーズは基本的に再録カードのみで構成されているセットです。
なので、発売前から収録されているカードの相場も確認ができます。
以前、ダブルマスターズが発売する前にこんな記事を書かせて頂きました。
↑この記事ではダブルマスターズ発売1週間前のレアカードの価格を調べています。
では発売1週間前から発売後5日目で、どれだけレアカードの価格相場が変わったのか?
ちょっと気になったので調べてみました。
・wisdom guild というサイトで価格を確認しています。
・相場は常に変動します
・今回の価格確認時期
2020年7月31日、2020年8月11日
平均価格と最安値を確認しています
ダブルマスターズのレア以上のカードの
・「平均価格」の変動
・「最安値」の変動
の2種類を確認しています。
個人的な見解になりますが、この2種類を確認することでそれぞれのカードの注目度が少し分かると思っています。
あくまでも要因の1つとして僕が勝手に紐付けしているだけです。
他にも見るポイントもありますし、人それぞれ考え方は違います。
参考程度で見て貰えたら幸いです。
①同じカードでも、通常枠、Foil、拡張アート、拡張Foilと様々な種類があってそれぞれ値段が違います。
②「最安値」を見ることで、だいたいの通常枠の動きが確認できます。
→基本的に通常枠がそれぞれのバリエーションの中では安くなるため
なので、最安値が前回より下がっていれば、再録の影響をもろに受けるカードだという仮説が立ちます(確定ではありません)
逆に最安値が前回より上がっていれば、再録にも関わらず人気を保ち需要があるカードと仮説が立ちます。(同じく確定ではありません)
ということは、カードの価値がこのタイミングで上がっているものは今後も下がりにくい。むしろ上がる可能性もあるという判断材料になると思っています。
③「平均価格」と「最安値」を見ることで、通常枠以外のバリエーションの人気が確認できます。
例えば、「最安値」が下がっているけど「平均価格」が上がっている場合が分かり易いです。
通常枠は供給が高まって需要が減り、特殊枠(バリエーション違い)はコレクション性に需要が高まっているという判断材料になります。
これによって、このパターンの特殊枠を少し集めていたら今後得する可能性があるかも?などと考えることができます。
このように色々と想像ができて楽しいため、「平均価格」と「最安値」を確認しています。
価格の動きを見る際は、このようにさまざまな考えを持って見てみるとさらに興味が湧いてきますよ。
『ダブルマスターズ』白のレア以上の価格変化
価格の数字は「左の数字(発売前価格)」「矢印(前後で上がったかどうか)」 「右の数字(発売後価格)」という感じで表示しています
「最安値」が上がっているのは3種類です。
・「石鍛冶の神秘家」
・「神の怒り」
・「エーテル宣誓会の法学者」
「神の怒り」と「エーテル宣誓会の法学者」については、あまり気にするほどの値上がり方ではないので、カード需要から再録の影響をあまり受けなったんだなくらいと感じています。
特に「神の怒り」はプロモカードの影響もあって、値段を保っている可能性があります。
注目すべきは「石鍛冶の神秘家」ですね。
「平均価格」も「最安値」も両方上がっています。
カードの需要と、特殊枠の人気など下がる要素より、再録後は上がる要素の方が強かったようです。
逆に、「石鍛冶の神秘家」以外軒並み下がっていることから再録の影響は凄まじいものだと感じます。
『ダブルマスターズ』青のレア以上の価格変化
注目度№1の「意志の力」とそれに続く「精神を刻む者、ジェイス」の最安値は上がっています。
平均価格も下がってはいますが微々たるものです。
この2枚は、下がったら買い時!と思っていましたがそんな隙も与えてくれませんでした。(ちょっとだけ下がったタイミングはあった)
「サイクロンの裂け目」と「ファイレクシアの変形者」の2枚は最安値は下がっていますが、平均価格は若干上がっています。
特殊枠の効果で、平均の底上げが起きた可能性がありますね。
『ダブルマスターズ』黒のレア以上の価格変化
黒のレア以上では
・闇の腹心
・思考囲い
の2枚が平均も最安の価格も上がっています。
やはり、カード効果が強力なため総数が増えても需要が落ちなかった可能性が考えられます。どちらもデッキに枚数が必要なカードなのも大きいですね。
さらに、拡張アートの人気により「思考囲い」の価格が結構上がっています。
ボブ(闇の腹心)の拡張アートは好みが分かれるため、平均価格の伸びが良くないのかな?と想像します。
何気に「死の影」の最安値が上がっています。
需要があるカードなので、安いうち購入する人が増えてのことかと思います。平均が下がって最安が上がっているのでその傾向が強そうです。
『ダブルマスターズ』赤のレア以上の価格変化
赤・・・。ちょっと悲しいですね。軒並み下がっています。
平均価格が上がっているのは拡張アートがあるカードのみです。
特殊枠で平均の底上げをしている感じがします。
『ダブルマスターズ』緑のレア以上の価格変化
・・・赤よりひどい。緑は全く価格は上がっていません。
これが再録の恐ろしさですね。
「春の鼓動」の最安値が若干上がっていますが、これは誤差でしょう。
『ダブルマスターズ』多色のレア以上の価格変化
あえて言うならアトラクサの平均のみ上がっています。
・・・再録の威力凄まじきっ!!
『ダブルマスターズ』無色のレア以上の価格変化
アーティファクトマスターズと言われただけのことはある感じです。
平均も最安も両方上がっているのは4種類です。
・金属モックス
・火と氷の剣
・解放された者、カーン
・罠の橋
個人的に注目したのが拡張アート枠がない「罠の橋」になります。
拡張枠もないのに値下がりを見せていないということは、単純にこのカードのポテンシャルが高いのだろうと思います。
効果は非常に強力なことの影響が大きく、供給過多になっていないことが分かります。
しかし、罠の橋の再録が発表された直後に若干下がってはいるので、今回の動きは値段が戻っている傾向になります。今回調べた2020年7月31日→8月11日の期間では上がり傾向である感じということです。
『ダブルマスターズ』土地のレア以上の価格変化
土地のレアカードも軒並み下がっています。
『ダブルマスターズ』シングル価格の変化(まとめ)
・石鍛冶の神秘家
・意志の力
・精神を刻む者、ジェイス
・闇の腹心
・思考囲い
・金属モックス
・火と氷の剣
・解放された者、カーン
・罠の橋
この9種類が、再録されても価格がほぼ横か、むしろ上がったカードになります。
これだけのレアカードが収録されていて、9種類しか上がっていないのは凄いですね。
強力なカードは多数再録されているので、これからカードを揃えようと思っている方には朗報?な結果になっていると思います。
結論としては、
「再録されたカードは軒並み価格が下がる」
そして、この9種類のカードはある意味「選ばれしカード」と言っても過言ではありませんね!(何を言っているのか・・)
価格が下がっていると言っても、それぞれのカードは強力ですし拡張アートの人気も凄まじいものがあります。
下振れも凄いですが、上振れも凄いのは間違いありません。ギャンブル精神で購入してみるのも楽しいかも!?(おそらくシングル買い安定)
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