2020年8月21日に発売のマジック:ザ・ギャザリングのセット
『Jump start』
このセットは500種類以上の再録カードと、全37種類の新規カードが収録されています。
・新規カードの使用可能なフォーマットはエターナル(レガシー・ヴィンテージ・統率者)
・英語版のみの発売
『Jump start』に収録されている新規カードはどんなのがあるのか調べてみました。
37種類すべて1つの記事にまとめるのは、長くなるため色別で分けて作成致します。
この記事は「青」の新規カードをご紹介致します。
1パック20枚入り:¥500(税抜)
1BOX24パック入り:¥12,000(税抜)
『Jump start』青の新規カード
・Archaeomender/修古師
・Bruvac the Grandiloquent/文飾衒才のブルバック
・Corsair Captain/海賊船長
・Inniaz, the Gale Force/強風の力、イニアス
・Ormos, Archive Keeper/書庫の守り手、オルモス
・Scholar of the Lost Trove/失われた宝物庫の学者
青のカードでは合計6種類の新規カードが収録されています。
Archaeomender/修古師
カード効果
修古師 が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるアーティファクト・カードを対象とし、それをあなたの手札に戻す。
収録テーマ:考古学 / Archaeology (1)~(4)
場に出たとき、有利になる効果を発動するアーティファクトカードが収録されているテーマに入っています。
「修古師」を利用して、アーティファクトカードを再利用できる動きが取れますね。
イラストはアーティファクトを復元しているような感じで、効果とマッチしていて素敵です。
2/3と中々タフネスのあるクリーチャーなので場持ちも結構してくれそうです。
Bruvac the Grandiloquent/文飾衒才のブルバック
カード効果
対戦相手がカードを1枚以上切削するなら、そのプレイヤーは代わりにその2倍の枚数のカードを切削する。(カードを切削するとは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置くことである。)
収録テーマ:切削 / Milling
テーマ名通り、「切削」メインのデッキに収録されています。
ライブラリーアウト(デッキの枚数が0になって、ドローができなくなると敗北するルール)を狙った動きが取れるデッキです。
M21の「テフェリーの後見」など、切削スピードを上げるカードと組み合わせていくと強力かと思います。
リアニメイトなど墓地を利用するデッキとは相性が悪いので注意が必要です。
タフネスが4と耐久力もあって魅力的なカード。
Corsair Captain/海賊船長
カード効果
海賊船長が戦場に出たとき、宝物・トークンを1つ生成する。(それは、「T, このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
あなたがコントロールしている他の海賊は+1/+1の修整を受ける。
収録テーマ:海賊 / Pirates (1)(2)
船長は仲間をパワーアップしてくれます。自分だけの海賊のロード効果です。
クリーチャータイプ「海賊」が多く入っているデッキに収録されています。
場の「海賊」を強化して殴り勝つようなデッキかと思います。
世は大海賊時代ですね(何を言っているのか・・・)
Inniaz, the Gale Force/強風の力、イニアス
カード効果
飛行
(2)(白/青):ターン終了時まで、飛行を持つ攻撃クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャーが3体以上攻撃するたび、各プレイヤーは、自分の右隣のプレイヤーがコントロールしていてあなたが選んだ、土地でないパーマネント1つのコントロールを得る。
収録テーマ:雲上 / Above the Clouds (1)(2)
飛行を持つクリーチャーが多く入ったテーマに収録されています。
マナがあればあるだけパワーアップさせて、飛行という回避能力で直接ライフを削っていく戦法になりそうです。
しかし、3体以上で攻撃すると「各プレイヤー」に効果が発動するのが少しネックです。
自分が渡すクリーチャーを選べるので、デメリット効果のあるクリーチャーを渡すのも手かもしれません。
イラストを見る限り、イニアスはアショクをリスペクトしているのでしょう。きっと。
Ormos, Archive Keeper/書庫の守り手、オルモス
カード効果
飛行
あなたのライブラリーにカードがない間にあなたがカードを1枚引くなら、代わりに、書庫の守り手、オルモスの上に+1/+1カウンターを5個置く。
(1)(青)(青), 名前の異なるカード3枚を捨てる:カードを5枚引く。
収録テーマ:多読 / Well-Read (1)(2)
ドローを沢山するテーマに収録されています。
ドローすることによって誘発する効果のカードを上手く使って、回していくデッキですね。
オルモスはフィニッシャー兼ドロー要員でしょうか。
このカードが場にいる限りライブラリーアウトは怖くないです。
さらにライブラリーアウト状態になったら10/10飛行という化け物になります。
上手く回ったらとても面白いテーマですね。
イラストはイケメンですが足が可愛らしい感じで、どこか憎めないイメージです(主観です)
Scholar of the Lost Trove/失われた宝物庫の学者
カード効果
飛行
失われた宝物庫の学者が戦場に出たとき、あなたの墓地からインスタントかソーサリーかアーティファクトであるカード1枚を対象とする。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターン、これにより唱えたインスタントかソーサリーである呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
収録テーマ:考古学 / Archaeology (1)(2)
効果自体は非常に強力ですが、自身が7マナとかなりマナコストが重めです。
緑のテーマと組み合わせて使いたいところですね。
場に出たらインスタントかソーサリー、アーティファクトのどれかだったらマナコストを踏み倒して、墓地から唱えられるのでマナコストが高く強力なカードも一緒に収録されています。
イラストを見て思ったことは「ん?・・学者?」(どうでもいいですね。すみません)
最後に
本記事では『Jumpstart』の青の新規カードについて書かせて頂きました。
青だと単体のテーマだけで勝負を決めるまでは中々難しそうですね。しかし、組み合わせるテーマ次第ではかなり強くなりそうです。
テーマ毎のデッキリストは公開されています。
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