マジック:ザ・ギャザリングのエキスパンション「カルドハイム」
2021年2月5日(金)に発売です!
プレリリースは2021年1月29日(金)からだったのですが、コロナの関係で開催中止になりました。
しかし、プレリキットの販売や先行BOX販売はされるようなので、発売1週間前にパックを入手することは可能です。
そこで!パックを剥く前に、カルドハイムの注目カードや当たりカードは何なのか!個人的にも気になったため記事でまとめようと思います。
注目カード、当たりカードを選ぶ基準としては、「予約シングル価格」を参考にします。
・価格が高いカードほど注目されている
・当たりカードの基準として価格を見る
もちろん個人によっては、価格が安くてもこのカードが欲しかったから当たりとなる場合もあります。
価格はあくまで基準の1つとして見て頂くようご了承下さい。
・価格は「wisdom guild」というサイトで確認しています(2021年1月27日時点)
・最安値を見ていますので、デザイン基準は「通常枠」になります
『カルドハイム』アンコモンの注目当たりカード
・襲来の予測
・風化したルーン石
アンコモンの中で予約価格で伸びていたカードは2種類でした。
襲来の予測
(1)(青)(青) インスタント 呪文1つを対象とする。それを打ち消す。 予顕(1)(青) |
予約価格で最安値は ¥50
平均では ¥149 でした。
万能カウンター呪文ですね!昔の《対抗呪文》にコストが1マナ追加された感じです。
序盤だと3マナは重いですが、予顕しておけば次のターン以降好きなタイミングで《対抗呪文》が打てると考えると強いです。
《対抗呪文》と《取り消し》の中間のようなカード。
スタンダードを中心に青が絡むデッキだと入れておきたくなるカードだと思うので、他のアンコモンより注目されている感じがします。
風化したルーン石
(2) アーティファクト 墓地やライブラリーにあり土地でないパーマネント・カードは戦場に出られない。 プレイヤーは、墓地やライブラリーから呪文を唱えられない。 |
予約価格で最安値は ¥80
平均では ¥125 でした。
手札以外から唱えることが多くなってきた昨今のMTG。
それをこの石を置いておくだけで追放領域以外から防ぐというメタカード。
イコリアの《ドラニスの判事》の方が優秀ですが、クリーチャーであり白が絡むこともありデッキを選ぶカードでした。
この《風化したルーン石》は無色なため、色々なデッキに忍ばせておけるというメリットがあります。
フェッチは防げないというところと、追放領域は抑えられないところがアンコモンって感じですね!
『カルドハイム』レアの注目当たりカード
・ドゥームスカール
・神秘の反射
・冬の神、ヨーン
・語りの神、ビルギ
・偉大なる存在の探索
ドゥームスカール
(3)(白)(白) ソーサリー すべてのクリーチャーを破壊する。 予顕(1)(白)(白) |
予約価格で最安値は ¥980
平均では ¥1,140 でした。
全体除去!!
5マナ全体除去だと物足りない感じです。神の怒りは4マナで再生できない付きなので。
しかし、予顕で3マナ全体除去が可能というのは強力!!神の怒りより1マナ少ない!?
2マナで伏せておいて、良いタイミングで3マナ全体除去。
3マナだと他にも余剰マナが余っていることが多いので、カウンターも構えることも可能。色々と戦略が広がるマナ域ですね。
神秘の反射
(1)(青) インスタント 伝説でないクリーチャー1体を対象とする。このターン、次にクリーチャーやプレインズウォーカー1体以上が戦場に出るなら、それらはその対象にしたクリーチャーのコピーとして出る。 予顕(青) |
予約価格で最安値は ¥880
平均では ¥994 でした。
テーロスの《波使い》コンボで話題になったカードです。
どんなコンボかはこちらでもまとめていますので、見て頂けたら嬉しいです。
【MTG】『波使い』とカルドハイムの『神秘の反射』のコンボが強力だと話題に
冬の神、ヨーン
(2)(緑) 伝説の氷雪クリーチャー 神 冬の神、ヨーンが攻撃するたび、あなたがコントロールしているすべての氷雪パーマネントをアンタップする。 3/3 |
予約価格で最安値は ¥680
平均では ¥750 でした。
攻撃するたびに自分の「氷雪パーマネント」をアンタップするヨーン。
パーマネント:
アーティファクト、エンチャント、クリーチャー、土地、プレインズウォーカー、トークン
氷雪が絡むデッキには入れておきたいカードです。
伝説のクリーチャーというデメリットの1つ、同じカードは1枚しか場に出せないという点を2面ということで緩和しています。
(1)(青)(黒) 伝説の氷雪アーティファクト (T):あなたの墓地から氷雪パーマネント・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。そうしたなら、それはタップ状態で戦場に出る。 |
ヨーンが場に出ていて、手札に来ても第2面を出せば良いので腐りにくいです。
色がヨーン含めると緑青黒になってしまうのが難しいですが、色が増えることで色々な氷雪パーマネントカードをデッキに採用しやすいと考えたら、あながちデメリットではないかもしれません。
語りの神、ビルギ
(2)(赤) 伝説のクリーチャー 神 あなたが呪文を唱えるたび、(赤)を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際して無くならない。 あなたがコントロールしているクリーチャーは、毎ターン1回ではなく2回誇示を行える。 3/3 |
予約価格で最安値は ¥580
平均では ¥731 でした。
「あなたが呪文を唱えるたび、(赤)を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際して無くならない。」
この効果だけで評価されているはず!!ビルギ。
実際呪文を唱えるたびに無くならないマナを出すのはおかしいですね。
どの環境でも悪さしそうな感じかと思います。
ヨーンと同じでデッキに数枚入っていても、第2面があるので腐りにくいです。
(4)(赤) 伝説のアーティファクト カード1枚を捨てる:あなたのライブラリーの一番上からカード2枚を追放する。このターン、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。 |
5マナは結構重いですね。
ですが出してしまえば、実は強いのかもしれません。
タップでの起動ではないので、1ターンに何枚捨てても良いということですね。
つ、つよそう(小並感)
偉大なる存在の探索
(緑)(緑) エンチャント あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの手札から、あなたがコントロールしている、他のすべてのパーマネントの中で最も大きい点数で見たマナ・コストに1を足した値に等しい点数で見たマナ・コストを持つパーマネント・呪文1つをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。そうしないなら、占術1を行う。 |
予約価格で最安値は ¥580
平均では ¥633 でした。
メリットしかないカードですね。2マナと軽いです。
クリーチャーのみではなく、パーマネント呪文というのがさらに強いと思います。
出せるカードのマナコストには制限がありますが、何も出すものが無くても占術ができるだけでも良いのでは?と思います。なんで占術まで入れた?
『カルドハイム』神話レアの注目当たりカード
・嘘の神、ヴァルキー
・巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス
・黄金架のドラゴン
【MTG】カルドハイムに収録されている神話レアカード全種類と価格推移まとめ
嘘の神、ヴァルキー
(1)(黒) 伝説のクリーチャー 神 嘘の神、ヴァルキーが戦場に出たとき、すべての対戦相手は自分の手札を公開する。対戦相手1人につき、そのプレイヤーがこれにより公開したクリーチャー・カード1枚を、嘘の神、ヴァルキーが戦場を離れるまで追放する。 (X):嘘の神、ヴァルキーによって追放されていて点数で見たマナ・コストがXであるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。嘘の神、ヴァルキーはそのカードのコピーになる。 2/1 |
予約価格で最安値は ¥3,200
平均では ¥3,708 でした。
出せば相手の手札からクリーチャーを追放できます。ただしヴァルキーが死亡したら手札に戻ります。
手札にクリーチャーがいなければ2/1のクリーチャーヴァルキーです。統率者だとかなり4人でやれば自分以外3名すべての手札が見るとこもでき、それぞれ追放できるためかなり強い気がします。
しかも、追放したクリーチャーのコピーになれる効果付き。
コピーになったら、ヴァルキーじゃなくなるので場にまたヴァルキーを出せるようになります。デッキに4枚入れても腐らないですね。
そして、第2面もありこちらも悔しいですが強いです。
(5)(黒)(赤) 伝説のプレインズウォーカーティボルト 星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。 【+2】各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。 【-3】アーティファクト1つか、クリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 【-8】すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。 |
7マナという時点で重い。使わないとなりそうですが、1面が2マナでしかも枚数入れても腐らないため、どこかのタイミングで使いそうな面かと思います。
パイオニアとかでは「白日の下に」とかで踏み倒せることもあって、注目されている感じです。
このティボルトは出してしまえば、かなり強いです。
追放したカードはすべて手札になってしまう紋章を得ることができ、忠誠の能力もすべて追放させる能力です。
奥義はすべての墓地を追放して3マナ貰えるという、すべての墓地を手札にできる奥義ですね。初期忠誠度5なため出したターンに7になり次のターンでは9。その次はもう奥義を発動できます。
奥義!!《ヨーグモスの意志》!!
こうやって書くと、今の価格もなんとなく納得できますが、トップレアがティッボ・・・。ちくしょう!!((
巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス
(4)(緑)(緑) 伝説のクリーチャー ファイレクシアン・法務官 トランプル、速攻 あなたがパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、そのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその2倍の個数のその各種類のカウンターを置く。 対戦相手がパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、その対戦相手はそのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその端数の切り捨てた半分の個数のその各種類のカウンターを置く。 6/6 |
予約価格で最安値は ¥1,580
平均では ¥2,060 でした。
カウンターを置くカードは、結構あるためこのクリーチャーを出すだけでかなり有利になるデッキも存在します。
さらには相手のカウンターを置くことも邪魔できることも優秀かと思います。
そして、自身が6/6と大きく速攻トランプル持ちなため、充分なフィニッシャーレベルです。
強いクリーチャー!!
黄金架のドラゴン
(3)(赤)(赤) クリーチャー ドラゴン 飛行、速攻 黄金架のドラゴンが攻撃するか呪文の対象になるたび、宝物・トークンを1つ生成する。 あなたのコントロールしている宝物は、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。 4/4 |
予約価格で最安値は ¥1,480
平均では ¥1,711 でした。
呪文の対象になるたび、2マナ生み出せる宝物トークンを出すことから注目されています。
対象にならなくても攻撃すれば1つ生み出せるので、中盤のマナ加速に役に立ちます。
デッキは選びそうですが、しっかり使われそうなカードです!
トップレアはファイレクシア語のヴォリンクレックス
このファイレクア語でテキストが書かれた『巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス』が今回のカルドハイムのトップレアになっています。
どうやって入手できるか不明だったこともありますが、希少性やデザインの人気もあり高額カードとして発売前は扱われています。
このカードは 非Foil、Foil両方存在します。
発売1週間前の情報では、ドラフトブースター、コレクターブースターから当たっているとSNSで話題になっています。
最後に
本記事では、カルドハイムの発売前注目カードをまとめました。
上記で挙げたカード以外でも、面白そうなカードがたくさん収録されているエキスパンションです!
コモンでもかなり強めのカードもありますし、リミデッドもかなり楽しめるだろうなと思っています。
発売してから、どんなカードがどんな風に活躍するか楽しみですね!
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