トレーディングカードゲームは、コレクションすることも楽しみの1つです。
コレクションをする上でこんなことを思ったりしませんか?
自分のコレクションは飾って眺めたい!しかし大事に保管もしたい!
その願望を叶えるアイテムの1つとして
「スクリューダウン」
というカードサプライが挙げられます。
このアイテム、1種類ではなく実は色々登場しております。
そこで、この記事ではその「スクリューダウン」の種類や特徴をまとめていきます。
・TCGコレクションをこれからはじめてみようかな?
・スクリューダウンはどういう使い方がおすすめ?
・どんなスクリューダウンがあるのか知りたい など
定番のスクリューダウンはウルトラプロ製
定番のスクリューダウンと言えば「ウルトラプロ/Ultra Pro」製になります!
ウルトラプロのスクリューダウンの特徴としては、4種類ある点です。
製品の種類の違いとして
・インチ(厚み)
・サイズ
・溝ありor溝なし
の3点があります。
インチ(厚み)の違い
少し見辛い写真で申し訳ありません。
スクリューダウンを上から撮影した写真になります。
このように、厚み違いで3種類あります。
左から
・1インチ(約2.54㎝)
・1/2インチ(約1.27㎝)
・1/4インチ(約0.635㎝)
厚みが違う場合、「頑丈さ」特にコレクションを飾る場合の「見栄え」が変わってきます。
厚い方がかなり高級感が出て、カードの良さが際立つように感じます。
とても高価なカードを1インチに入れたりして、楽しむような形になるかと思います。
サイズの違い
1インチと1/2インチのサイズは厚み以外は同じになります。
しかし、1/4インチだけ、ひと回りサイズが小さくなります。
1インチ、1/2インチ
→約 横9㎝×縦14.5㎝
1/4インチ
→約 横7.9㎝×縦13.3㎝
溝があるか、ないかの違い
1/4インチだけ
溝ありバージョンか、なしバージョンがあります。そして違いは溝の有無だけです。
この溝はMTG(マジック:ザ・ギャザリング)やポケモンカードのサイズまで収納可能です。
→ 63㎜×88㎝
スリーブはそのカードサイズにぴったりの場合だったら、収納可能になります。
ウルトラプロのスクリューダウンで気を付ける点
ウルトラプロ以外でもスクリューダウン全般に言える点なのですが、
・挟むことで圧迫しすぎること
・ネジのカスや、異物と一緒に挟むこと
・紫外線(UV)
この3点は、特に使用する上で気を付けた方が良いです。
挟むことで圧迫しすぎること
溝なしの場合、アクリルの板で大事なカードを挟んで固定します。
これにより強く挟み過ぎると、大事なカードが圧迫され軽くぺちゃんこ状態になる恐れがあります。
ネジのカスや、異物と一緒に挟むこと
スクリューダウンを固定する時、ネジで固定します。
このとき微量ですが、ネジのカスが発生することがあります。
このカスがアクリル板とカードの間に入り込んで、固定してしまうとカスの形の凹みができてしまう恐れがあります。
紫外線(UV)
ウルトラプロのスクリューダウンはUVカット加工があるとは書かれていません。
おそらくUVカットされていないため、紫外線の環境下で飾るとカードが日焼けする恐れがあります。
対策はサプライの合わせ技
上記で書いた「気を付ける点」の対策方法があります。
それが
・フルプロテクトスリーブ
・アクリルフレーム
2種類のサプライ製品の合わせ技です。
フルプロテクトスリーブは、カードを入れることのできるケースになります。
紫外線(UV)カット加工がされているケースなため、これに入れてスクリューダウンに挟めば
・日焼けの危険性
・異物と挟む危険性
・圧迫の危険性
の3点を全てクリアします。
注意点として、UVは85%ブロックなので完璧にガードはできません。
しかし、普通に飾るよりかは断然安心です。
そして、フルプロテクトスリーブを挟むだけだと見栄えが少し損なうため、そこを補うアクリルフレームがあります。
この合わせ技でスクリューダウンでカードを飾ることが、より楽しめるようになります!
この合わせ技が可能なスクリューダウンは「1インチと1/2インチ」になります。
1/4インチはサイズが違うため対応していません。さらに「1/2インチ」の付属ネジが短いため対応サイズのネジの購入が必要となります。
フルプロテクトスリーブは4種類のサイズがあります。アーケード、スモール、レギュラー、ダブルです。
アクリルフレームと対応しているのはスモールサイズとレギュラーサイズになります。
アクリルフレームは銀蔵(GINZO)ブランドの物をオススメします。
アクリルフレームという製品を最初に販売開始した会社の製品です。
もともとTCGコレクターの方が立ち上げた会社で、製品がとてもコレクター寄りで素晴らしいです。
UVカット加工のされたスクリューダウン
紫外線(UV)カット加工をされたスクリューダウンがあります。
上記でご紹介したGINZOブランドの「トライリス」
こちらのUVカットは97%です!
ウルトラプロのスクリューダウンと同じように、アクリルフレームとフルプロテクトスリーブと合わせて使用できるため、かなり防御力が高いと思います。
そしてネジ部分もオシャレで、見栄えにも気を使われている素晴らしいデザインになっています。
購入は「GINZO ONLINESTORE」から可能です。
もう1種類、UVカット加工が施されたものがあります。
画像引用:https://magi.camp/
フォトフレームや壁掛け時計など製作、販売されている「With:D」のトレーディングカードディスプレイになります。
トライリスと同様UVを97%カットできるタイプになります。
こちらはアクリルフレームではなく、マットでカードの位置決めができるようになっています。
さらにフォトフレームのように自立機能が付いているため、別にスタンドを用意する必要がありません。
購入は「with:D」で可能です。
さらに「GINZOのアクリルフレーム」や「with:Dのカードディスプレイ」は、TCG専門フリマアプリ「magi」からでも公認店舗として出品があるため、購入が可能になります。
「magi」ではポイント還元など、安く入手できる方法があるため、フリマアプリを使用している方はこちらもオススメです。
ちなみに、インストールや登録は無料です。会費もありません。
https://cuberoomblog.com/magi-point-2/
複数枚をまとめて収納可能なスクリューダウン
複数枚を同時に飾れるタイプのスクリューダウンも存在します。
これらは、カード溝があるタイプで「1/4インチ溝アリタイプ」のスクリューダウンと同様のサイズが収納可能です。
UVカット加工はされていないことが注意点になります。
ネジ留めタイプではなくマグネットで留めるタイプも存在しています。
ちなみにこちらはUVカット加工がされているのでオススメです。
最後に
最近のトレーディングカードは昔に比べ、とても高価になっているものもあります。
カードアルバムに収納して見返すことも楽しいですが、しっかりと対策をして飾って眺めるのも楽しいですよね。
スクリューダウンを自分の用途に合わせてGETして、コレクションを輝かせちゃいましょう!
この記事で出てくるカードスタンドは、こちらの記事のものになります。
可動式ですし、割と安価なのでオススメです。
スクリューダウン以外にもコレクションサプライをまとめた記事がありますので、お時間がありましたら是非見て行って下さい。
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